昨日１７日は「春の砂丘一斉清掃」でした。
４０００人以上の方が参加されました。
冷たい風の中、ありがとうございました。
ゴミもこんなに集まりました。（これはほんの一部）
ほとんどが、海岸に漂着したゴミと枯れ草です。
これから、ゴールデンウィークシーズンです。
観光客の皆様に、きれいな砂丘を見ていただきたいです。
本日は毎年春と秋の年2回行われる、鳥取砂丘一斉清掃の日です。
昨日はどんよりとした曇り空でしたが、今日は晴れ！キレイな青空が広がり、絶好の清掃日和となりました★
83団体、約4100人の方に参加して頂きました。
海岸に流れ着いた漂着物もきれいに回収して頂きました。
皆さん、どうもありがとうございました！！
そして一斉清掃できれいになった後は、砂丘事務所主催の「鳥取砂丘満喫ジオツアー」が行われました。
追後スリバチ～火山灰露出地～馬の背～オアシス～尻無川のルートで、約1時間半のコースを解説しながら歩きました。
本日は強い風が吹いていて、足下の砂が動き、時折砂が体に当たることも。今、自分が体感している風の強さはどのくらいなのか・・・？風向風速計を使って測量！
結果は北東の風、風速9m/秒でした。ちなみに、馬の背頂上でもう一度試すと、風速9.7m/秒と、馬の背頂上の方が強い風が吹いていました。
他にも、馬の背斜面の角度を測ったり、
砂丘の砂の粒を観察したりしました。
参加者の皆さん、どうもありがとうございました！
砂丘事務所では、この他にも様々なツアーを実施します。是非ご参加下さい♪
鳥取砂丘にはオアシスがあり、ここの池は季節と共に大きさが変化していますが、ご存知ですか？
観光客より、よく聞く言葉に 「以前来た時には池は無かった・・・・」とおっしゃいます。
実はこの池は夏場には無く、１2月頃から梅雨明けまでの期間のみ存在しています。
下の写真は２月１１日 厳寒ツアー実施日の池で、年間でほぼ最大の大きさとなっていました。
それに比べ少し小さくなった本日の池の写真です。
これから、晴天が続くと池はどんどん小さくなり、ゴールデンウイークの頃には更に小さくなっています。
ところが昨年と異なるのは、池の左側の部分に新しい川が出来ました。 中央の川が「尻無川」で従来からのものです。
この新しい川が何故出来たのか推測すると
・今冬は雪の量が多く大量に湧き水が流れ出た。など
が考えられますが、真相は不明です、下の写真が新しく出来た川です。
（赤レンジャー）
今朝は、NHKラジオの「おはよう中国」に出演し、今の鳥取砂丘について話をしました。
砂丘の植物や生きものについては、このレンジャー日記に掲載していますが、掲載していないことも話をしました。
一つは砂丘周辺で満開の”コブシ”。ちょっと散り始めていますが、山中のコブシはまだ満開です。
もう一つは、”オオヒョウタンゴミムシ”？。
砂丘の中は発見がいっぱい。
気候的にも今がちょうどです。
ゆっくりと砂丘を探索すると、新しい発見があるかも。
（オレンジレンジャー）
本日の鳥取砂丘は青空で、砂の上は暖かく裸足で歩かれる方もいました。誰の足跡も無い風紋が広がる砂丘は出来れば～一泊で！長時間で楽しみたいですね。砂丘の景色は１０万年もかけて変化しつづけ今の形になりました。
これからの季節は砂が乾きやすいので、約５ｍ以上の風が吹けば風紋ができやすくなります。
（今日はこんな風紋もありました。）
気づかれましたか？二本線になっています。どうしてでしょう？
やがてこの線は一本になるのでしょうか？それとも、線の間が広がるのでしょうか？
（青レンジャー）