防災・危機管理情報


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2011年9月29日

砂丘植物

この花の名前はご存知ですか?

ハマニガナの花

このレンジャー日記でも何度も記載された、有名な砂丘植物で「ハマニガナ」です。
花と地下茎については説明しており読者の皆様はご存知と思いますが、花が終わった後の事は意外と知らない方も多いのではないでしょうか。 下の写真をご覧下さい。

ハマニガナの種(綿毛)

開花の後には種(綿毛)ができます、よく野原で見かけるタンポポにそっくりですね。
そして、種子を取り出して顕微鏡で観察したものが、下の写真です。

ハマニガナの種子(顕微鏡写真)

この種子は風で飛ばされて、来春には どこかで芽生えるのではないでしょうか?
頑張って子孫を増やしてください。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/09/29

2011年9月27日

午後からの砂丘もお勧めです!

本日の鳥取砂丘も綺麗な青空で・・絶好の砂丘日和でした。 雲も秋の雰囲気を漂わせているように見え、ジッとして動かない時もあり、皆さんしばし立ち止まっておられました。


さて、今年は、ウンランの開花を見ることが少なかったのですが、馬車道の下で花を咲かせていました。クリーム色で卵の黄身のようです。
ウンラン

砂丘の秋景色は、昼と夕方では違いがよくわかります。午後3時を過ぎると、しだいに自分の影も長くなり、そして馬の背の斜面にも影ができ、・・思わずカメラのシャッターを何度も押してしまいたくなりますよ!




今日は、午後から風がよく吹き、砂が舞っていました。                         「こんな景色見たことないです!」・・と言う方も多くおられました。

今の砂丘は、台風の前までいた「ツバメ」も見なくなり、夜になると虫の鳴き声がたくさん聞こえます。そんな時、本当に・・夏は終わったんだなぁ~と実感しますね~。

(青レンジャー)
☆今月もあと3日・・鳥取砂丘の10月は、新企画のイベントなども予定されていますよ。

砂丘事務所 2011/09/27

2011年9月26日

秋風の吹く鳥取砂丘。

本日の鳥取砂丘は青空で、波もなく海もとても穏やかでした。砂上はまだ台風15号の爪あとが残っていて歩くとサクサクと硬かったです。
馬の背

今日も全国からたくさんの来場者でした。北海道の学生さん、青森のご夫婦、東京からの団体さん、四国、九州からと・・帰られた後は、ゴミも無く本当にありがとうございました!

さて、今日は浜松市からのツアーでお越しになった方をご紹介します。
砂丘での滞在時間は50分くらいと、短い時間ではありましたが、「鳥取砂丘」を絵に描いておられました。




皆さんの、ご了解を頂きましたので写真でご覧ください。あっ・・と言う間に、みるみる砂丘の風景が浮かび上がって、びっくりしました。
思わず、これが芸術の秋~だなぁと感じました。

今日、私のお気に入りの写真はこれです!
馬の背

砂丘の中にあるオアシスに映った、馬の背です。
空は青空でしたが、水の中の空は、・・・紫色でした。
午前中は風がほとんど無かったので、水面が鏡のようでした。
しかし、午後からは、風があり、砂の上は風紋もみられました。(海は一日中~穏やかでした。)

これからの鳥取砂丘は、太陽の光も斜めから差し込みます。ますます、風紋がきれいにみられますよ!

(青レンジャー)
☆砂丘は広すぎて、どこを歩いたらいいのか?わからない方も多いです!
悩んだ時は、私達砂丘レンジャーがいます!お気軽にお声をかけてくださいね。

砂丘事務所 2011/09/26

2011年9月25日

鳥取砂丘一斉清掃

今日も鳥取砂丘は行楽日和。多くの観光客の方で賑わっています。

そんな中、恒例の「秋の鳥取砂丘一斉清掃」が行われました。

朝早くから3500人のボランティアの方が参加されました。




竹内鳥取市長のあいさつの後、参加者の方は担当区域に一斉に移動。


海岸では、漂着したプラスティックやペットボトルなどのゴミや立木などを拾っておられました。


小さなお子さんもおり、家族づれで参加された方も多くおられました。



砂丘の中にも風で飛ばされてきた発泡スチロールの破片などもたくさんあります。

オアシスの周りもきれいにしました。


今日の一斉清掃で1tのゴミが集まりました。
ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。

連休も今日が最終日ですが、来月にも3連休がありますね。

きれいになった鳥取砂丘に是非お越しください。





おまけ♪

こんなものがありました。(ゴミではありません)
数年前の落とし物でしょうか。
100円玉で砂柱が出来ていました。



(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/09/25

2011年9月24日

ジオスポット探検隊

行楽日和の今日は、市営駐車場に入りきれない車が列をつくるなど、多くの観光客の方で賑わいました。
そんな中、砂丘事務所が主催する「鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー」を開催しました。
今回のテーマは「ジオスポット探検隊」。鳥取砂丘から大谷海岸までのジオスポットを巡りました。

まずは、やはり「鳥取砂丘」


どうやって砂丘が出来たのか、地層はどうなっているのかなど、参加者の皆さんは熱心に講師の話を聞きながらメモを取っておられました。

続いて、「一ッ山離水海食洞」


縄文時代前期に海水面が上昇した「海進」で波浪により形成され、その後の「海退」によって陸化した洞窟です。
高さは10mぐらいあります。

次は「らっきょう畑」を通って「岩戸海岸」へ。
らっきょうはまだ芽が小さく、緑の絨毯とはいきませんでした。10月から11月頃には、辺り一面赤紫色になります。
「岩戸海岸」では、波によってできた「海食棚」、「ポットホール」を見学。




少し波が高かったので、残念ながら海岸には降りされませんでしたが、遊歩道からの眺めには皆さん感嘆の声。


最後は、「大谷海岸」へ。
砂丘からそんなに離れていないのに、大谷海岸はいろいろな石がゴロゴロと。なぜ?



海底から吹き出た溶岩でできた石だそうです。


鳥取砂丘は、山陰海岸ジオパークの中心となる場所ですが、その周辺にはこの様なスポットがあります。
いろいろと巡ってみられてたらいかがでしょうか。
景色もすばらしいですしきっと楽しめますよ。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/09/24

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