今年の大晦日は砂丘事務所の開所以来初めてとなる晴天の1日となりました。
一昨年、昨年を思い出せば、大晦日に合わせたかのようにやってきた寒波。朝から皆で雪かきというのが恒例行事となっていました。
「2度あることは3度ある」・・・とやや不安を抱えながら迎えた今日。
が、不安を吹き飛ばしてくれたこの風景。
青々とした空と日本海を眺めることができました。
年末年始の休みを利用して遊びに来てくださった方々も想像以上に多く、にぎわいを見せた鳥取砂丘でした。
今年1年多くの方々に鳥取砂丘へお越しいただき、またレンジャー日記をご覧いただき、ありがとうございました。
来年も鳥取砂丘の旬な情報をどんどんご紹介していきたいと思います!!
どうぞご期待ください☆
(鳥取砂丘レンジャー 一同)
砂丘事務所 2011/12/31
鳥取砂丘の海岸の波打ち際に沢山の「波の花」が出来ていました。
この波の花は、冬の風物詩で厳寒の荒波にもまれた海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液により作られると言われています。 もう少し近づいてみると。
石鹸状の白く柔らかい泡で出来ており、洗濯機の中の泡とそっくりです。
この泡も時間が経つと砂粒が混じり、うす黄色になっていきます。
波の花が出来る条件は、風速13m/s以上、波高4m以上で可能性が大きくなります。
よって、見頃は寒くて海が荒れて波が高い日です。
砂丘にお越しの際は、海岸にも目を向けてみて下さい。
おまけの写真です、日本海に綺麗な虹が出ていました。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/12/30
鳥取砂丘は先日の雪で真っ白な銀世界となっていましたが、寒気団が緩み雪が雨に変りました、それにより雪は徐々に融け始めています。
しかし、雪が無く砂が見えている場所でも、砂の下から雪が出てくる場合もあります。
上の写真は南東側の急斜面を掘ったところで、降雪により斜面に積もった雪に北西の強い季節風により飛ばされた砂が、雪を覆い被してしまった状態です。
この状態で積雪は約18cmあり、被さった砂の厚みは約5cmありました。
この斜面を何も知らずに登ると悲惨な目に会いますよ、注意してね。
砂の中は低い温度が保たれており、雪は融け難く春まで残る可能性もあります。
雪の無い場所で、変った風景を見ました、足跡と思うのですが・・・・・?
更に、断面を調べると
ここにもサンドイッチになった雪が有りました。
どうして出来たのかな? 推測すると、積雪時に誰かが歩って その後砂が覆い被さったが、足跡部は雪が押し固められて雪は融け難く、周囲の柔らかい部分が融けることにより この様な形が出来たのではないかな? と推測しました。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/12/29
この鳥取砂丘レンジャー日記でも再三取り上げてきた「鳥取砂丘イリュージョン」ですが、25日(日)のクリスマス、ついにフィナーレを迎えました。
朝から30cm近い積雪に見舞われたこの日、鳥取大学混声合唱団フィルコールの合唱を、予定を早めて点灯式に併せて行いました。
美しい歌声が会場の雰囲気をさらに盛り上げてくれました。
また、イリュージョン会場のすぐ近くの土産物店「らくだや」の2階ではイリュージョン開催期間中、毎日(月曜日はお休み)地元バンドの演奏によるライブが行われていました。
最終日の様子↓↓
こちらは迫力のステージ
ライブ会場はイリュージョンを室内から見下ろすことのできる絶景スポット。
窓の外のライトアップを眺めながらのステージに、観客の方々も思わずうっとり~
12月10日(土)のオープニングからあっと言う間の16日間。
今年も多くの方々にご来場いただき、大盛況のうちに閉幕いたしました。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました。
実行委員一同整列
(ミドレンジャー)
砂丘事務所 2011/12/27
クリスマス・イブだった昨日、鳥取砂丘イリュージョン9では2つのイベントが開催されました。
★『聖なる砂、生なる像』動く砂像のアートパフォーマンス★
光り輝くコスチュームとヘアメイクで砂像に扮した7人のパフォーマー達がアートパフォーマンスを披露しました。
まるで本物の砂像のようにじっと静止したかと思ったら、命が宿ったかのように踊りだす。
この独創的な雰囲気に観衆は魅了され、一緒に踊ったり、記念撮影をしたりと、とても楽しそうでした!
★馬の背ライティング★
鳥取砂丘の人気スポットである馬の背に映像を投影するという、壮大なライティングイベント!
昨日は雪が積もり、一面真っ白となった砂丘に横幅約40mの幻想的な映像が映し出されました。
とてもきれいで大好評でした♪
いよいよ、鳥取砂丘イリュージョン9は今日が最終日です。フィナーレイベントでは、鳥取大学混生合唱団フィルコールによる合唱、消灯カウントダウンを行います。
砂丘事務所 2011/12/25