鳥取地方も先日、桜の開花宣言がされたところですが、鳥取砂丘の植物たちも新しい芽が顔を出し始めてきました。
今日は、そんな植物たちを紹介。
砂丘の中で多く見られるコウボウムギ。穂を出しているのもありました。
ハマニガナやハマヒルガオも砂の中から新しい葉を出しています。
砂丘の中でも一部の場所で見られる、ウンラン、ネコノシタやハマボウフウも顔を出しました。
砂丘の中を探索すれば、春を感じることができます。
いろいろな場所を歩いてみてください。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/04/07
4月3日に低気圧が発達しながら日本海を通過しましたが、ここ鳥取砂丘も春の嵐の襲撃を受けました。
鳥取砂丘での最大風速は4月3日の16時10分に32.7m/sで北西の風が記録されていました。
砂丘への影響は?と砂丘内を歩き廻ってみました。 確認できた最大の形状変化は、馬の背の海側 北西斜面の砂がえぐり取られていました。
写真の上は本日の砂丘で砂がえぐり取られた状態です。
下の写真は、以前に撮影した写真で、点線の部分の砂が無くなっています。
風の力はスゴイですね、そして どこに飛ばされて行ったのかな?
残念ながら、確認したのは馬の背周辺であり、砂丘西側、南側は確認できていません。
どなたかチェック出来ませんか?
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/04/06
鳥取砂丘の3月の風の状況をお知らせします。
風速 最大風速 31.9m/s (3月12日 0時00分 北の風)
風向 風速10m/s以上の風が吹いたデータ数をグラフにしました。
風速10m/s以上の風は全体の14.9%あり、西北西、北西、北北西の風は、10m/s以上の風の49.1%を占めていました。
データより、冬季特有の季節風が吹き荒れていた事が分かります。
4月からは、この季節風の特徴は少なくなると思われます。
参考データですが、最高・最低気温は
最低気温 0.0℃ (3月13日、14日の早朝)
最高気温 19.1℃ (3月30日15時00分)
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/04/05
昨日と今日は日本列島が大荒れで、鳥取砂丘は風速31mを超える強い風も吹き、案内看板や屋根も一部、剥がされる被害がありました。
今朝は、まだ北西の風が強く砂丘の中を歩くには一苦労でした。しかし、午後からは青空が広がって風も幾分弱まっています。
(今朝の日本海は、まだ波がおさまりません。)
砂丘市営駐車場からの階段には大量の砂が積もりました。
今は、大量に降り積もった砂も取り除かれています。
駐車場の砂の除去は、人力では無理なので大型のブルトーザーが出動しました。
飛砂はこれが全部ではありませんが、今迄、経験した事のない量です。
ところで、砂丘の中の様子は、やはり強い風で「砂柱(さちゅう)」がたくさんでき、砂の上は凸凹している所が多いです。
この砂柱には、砂の上になんと石がのっていました。
正面から見ると、なんとも言えぬ表情をしていて、昨日、砂丘に来られた観光客の方々は嵐で大変だったのに!
「春の嵐」がおさまったら、みなさん、また鳥取砂丘へお越し下さい。
~青レンジャー~
砂丘事務所 2012/04/04
本日の鳥取砂丘もよく晴れ、暖かかったです。家族連れの方々が多く、早くも裸足で歩いている人もいます。
砂上には「風紋」。斜面には「砂簾(されん)」が見られました。
今日は、少し変わった風紋を載せました。
砂丘の中を歩いていると時々気がつきますよ。
この風紋が、一面に広がると、、こんな景色になります。
もう一つの砂丘の見所は、この「砂簾(されん)」です。
この下で5分位、立ち止まり、ジッと見ていましたが頂上からは、静かに砂が流れ落ち続けていました。
その様子は神秘的で、時にはサァーと流れ、、ジヮーッと止まります!
普段なかなか見れるものではないので、よく砂簾が見られる場所など、砂丘レンジャーへお尋ね下さいね!
~青レンジャー~
☆鳥取砂丘へお越しになる方々は天気予報に詳しい人が多いです。
明日は、日本列島大荒れの予報です。お気をつけて!
砂丘事務所 2012/04/02