またまた春の嵐が吹き荒れており、暴風警報が発令されています。
砂丘の中は、勿論 砂嵐でゴーグルを着けて巡視をしました。 その風景の写真を一枚掲載します。
馬の背頂上より、砂が飛ばされている様子が理解戴けると思います。
もっと、春らしい情報を
鳥取砂丘の周辺には、鳥取名産の20世紀梨の果樹園が有りますが、今ちょうど梨の花が満開となっています、写真を撮って来ました。
この写真は砂の美術館そばの展示用果樹園で撮影してきました。
秋には大きく美味しい梨が実ります。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/04/22
お笑いのフレーズではありませんが、今年も鳥取砂丘を訪れる観光客の方にボランティアで除草していただく「観光客除草」を始めました。
除草の場所は、オアシス周辺。
オアシス周辺は、コウボウシバの群生がありますが、その中に雑草がたくさんあります。
多いのは、チチコグサやコマツヨイグサ。家の庭にも生えたりしますよ。
今年の第1号は九州から来られたご夫婦と関西から来られた若い男性の方です。
お子さんも一緒に参加してくださったご家族もいらっしゃいました。
慣れてくると、草取りに熱中し、時間が経つもの忘れてしまいそうでした。
多くの方の御協力で、この鳥取砂丘の草原化は防がれています。
7月下旬までと9月中旬から10月の間、毎週土・日と祝日(天候が悪ければ行いません)に観光客除草を行いますので、鳥取砂丘にお越しの際には、御協力をお願いします。
(おまけ)
雑草ではありません。暖かくなりハマボウフウも顔を出してきました。
ハマニガナの花はもうしばらく咲きそうもありませんね。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/04/21
巡視中にコウボウシバの花穂が伸びているのに気が付きました。
写真の黒く伸びている部分がコウボウシバの花穂です。 拡大写真を撮りました。
コウボウシバは、砂がほとんど移動しない安定帯で生育しますが、大群落を作っているのはオアシスです。
砂丘植物の中で最も水分を好む植物であり、オアシスで群落を作るのは理解いただけると思います。
4~7月が花期で、雌雄同株の植物であり写真の花穂は雄花です。 通常は花穂の上部に雄花、下部に雌花をつけますが、雌花はまだ見当たりませんでした。
雄花が開き、雌花が咲いた頃に、続編を紹介します。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/04/20
そろそろゴールデンウィークです。
鳥取砂丘も、暖かくなるにつれ、観光客の方も増えてきました。
気温が上がると心配されるのが、砂丘の中での「熱中症」です。
今日は、砂丘の中で急病人が発生したという想定で、消防防災ヘリコプター「とっとり」での救急訓練を行いました。
馬の背頂上西側で急病人があり、119番通報。
訓練の開始です。
通報を受けた鳥取砂丘レンジャーが現場に急行し、急病人の状態を確認。
砂丘内で急病人が発生した場合、救急車よりヘリコプターの方が迅速な対応ができます。
今日は、はじめからヘリコプターの出動を要請しての訓練です。
ヘリコプターからは地上が小さく見えるので、場所が確認できません。そのため、地上から旗を振って場所を知らせます。
場所が確認できたら、いよいよ救助の開始です。
ヘリコプターは、砂丘の中に降りることができないので、空中での作業になります。
人が居ない場所を探して、隊員がヘリコプターから降下。
さっそうと降りてきます。
急病人の状態を確認し、搬送の準備。
救助用の担架の乗せて、空中でヘリコプターに収容します。
ヘリコプターで救助を行う場合、観光客の方にも付近に近付かないようお願いすることもありますので、そういう場面に遭遇された場合は、御協力をお願いします。
救急が発生した場合に備えて、私達も訓練を含めて準備しますが、重要なのは、観光客の皆さまが、熱中症に気を付けられることです。
そろそろ砂丘の中も気温が上がってきます。
飲み物を準備して、熱中症にならないように気を付けてくださいね。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/04/19
本日の鳥取砂丘は風が少し冷たかったようですが、砂の上には風紋が広がっていて観光客の方々も楽しまれていました。
今日は、県外からの学校遠足の生徒さんも来場され若い歓声も聞かれました。
砂丘の中の植物は、コウボウムギが多く芽を出し始め、これもまた・・にぎやかになっています。
さて、昨日の午後から、砂丘正面階段を登った所に写真を掲示しています。
鳥取砂丘180度のパノラマ写真で、縦80cm横6mの大きなものです。
このパノラマ写真と実物の砂丘の風景を見比べる方や写真撮影をする方もいます。目の前の風景の中に、何があるのか?これを見るとわかりやすい、と言われる方が多いですよ。
それから砂丘は、まだまだ、オアシスの水が多いです。
どうやら、5月の連休も見られそうです。
子供達の絶好の遊び場となりそうですね!
普段、見慣れた景色ですが・・昼間の時間が長くなり砂丘の風景も少しずつ変化しているのを感じます。
~青レンジャー~
砂丘事務所 2012/04/17