今日も気温が37,5度まで上がり、暑いぞ鳥取!
でも鳥取砂丘には、朝から多くの家族連れでにぎわっています。
日中は砂の上が熱くて、素足や薄いサンダルは、要注意です!
皆さんは、向こうの馬の背頂上へ登るのが精一杯のようですが、写真の両サイド(右側、左側)は、足跡が少ないので砂の上には綺麗な「真夏の風紋」が広がっています。
この場所は馬の背左側の頂上です。
「夏の風紋」は砂がよく乾いているので、風紋の砂色が場所によって少しずつ違ってみえます。
この場所は馬の背右側の斜面です。
鳥取砂丘では海岸の砂は白く輝いて見えますが、砂丘全体は茶褐色がかって見えます。砂粒が風化したり、風で飛ばされ動いている途中に砂粒の表面に汚れが付着して黄色っぽくにも見えます。皆さんが歩いている足元の下には、「火山灰層」もあるので、それが表面に露出して、より色が濃く見える所もあります。
つまり、色の濃い方が砂丘の古さを示していると言えます。
真夏にも、色の違う風紋がよく見られます。観光や旅行中の皆さんは、この「夏の風紋」を見逃してはいませんか?
~青レンジャー~
砂丘事務所 2012/08/05
鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー「夏休みスペシャル企画」の第1弾、「自由研究サポートガイド」を開催しました。
今日のツアーは、砂丘の成り立ち、砂丘に吹く風や温度を調べました。
砂丘に吹く風や気温を測った道具はこれ。
左から温度計、風向計、風速計です。
温度計は、150cm、50cm、10cmの高さにあわせました。手作り感が思いっきり出ているのが解りますか?
他にも砂の表面の温度や砂の中の温度も測りました。砂の中の温度は参加したお子さんが自分で調べました。
風と気温だけではありません。砂丘に吹く風でできているという「追後スリバチ」も調べました。
追後スリバチの斜面の角度、距離を測りました。
角度は32度から35度あったようですよ。
外で測定ばかりでは暑さでまいってしまいますので、室内で砂丘のことを勉強しました。
どうして砂丘はできたのか、砂丘の広さは、風が作り出す風紋などの景色などを勉強しました。
そして、もう一度砂丘の中に入って、最後の測定。
本当は、観測している途中で、風の向きが陸の風から海の風に変わるのを体感していただきたかったのですが、残念ながら、今日は、観測を始める前に海の風に変わってしまいました。
それでも、風の向きや強さ、温度を皆さんが真剣に測っていました。
ツアーの間の観測結果として、150cmの高さの温度計が一番高かったのは、正午で35度ありました。その時の地面から10cmの高さの温度は、なんと38度。砂から熱が出ているのがよく解ります。
ちなみにその時の砂の表面の温度は52度でした。風は2.8m/s。風がほとんどなかったので、とても暑く感じました。
これで自由研究ができるかな?
夏休みスペシャル第2弾は、8月11日。
砂丘の地層を調べよう!です。実際の砂を使ってレプリカを作っちゃいます。
まだ、定員に空きがあります。参加を希望される方はご連絡を。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/08/04
連日、暑い日が続きますね。今日も、事務所の温度計が朝から30℃を軽く超えていました。
砂丘のなかも灼熱。砂の表面温度も「70℃」。レンジャー観測記録更新です!
サンダルで歩くのは危険なレベルです。
温泉卵ができるかも!(今度試してみようかな)
しかも、本日の日最高気温、鳥取県が全国ランキングで堂々の金・銀・銅 表彰台独占です!
鳥取って、こんなに暑かった?
☆黄レンジャー
砂丘事務所 2012/08/01