
今朝の鳥取砂丘沖合いでは、湯気があがっていました。
北海道では「けあらし(毛嵐、気嵐)」、熊本では「ほけぶり」と呼ばれているとのことですが、地元での呼び名はありません。(いや、もしかするとあるかも…)
正式には、蒸気霧と言われ、冬の寒い朝、大気の温度より海水の温度が高い場合、海面から蒸発した水蒸気が冬の冷たい大気によって急激に冷やされることによって起こる現象です。
簡単に言えば、冬の露天風呂の湯気みたいなものですね。
30分くらいで消えてしまいましたが、とても神秘的な光景でした。
(写真は消える直前に撮影したものです。)
☆黄レンジャー
砂丘事務所 2012/12/11
12日(水)は砂丘イリュージョンXのオープニングですが、本日はその試験点灯が行われます。最終チェックですね。
その様子は…
本番までのお楽しみということで、事務所のイルミネーションをお見せいたしましょう。

今年のテーマは、プロデューサーいわく「モダンちっく」
本番が楽しみですね。
☆黄レンジャー
砂丘事務所 2012/12/10
本日の鳥取砂丘は、昨日から冬型の配置となり強風が吹き荒れ、今年初めての積雪となりました。今日はさらに冬型が強まって朝から断続的に雪が降っています。
そして、昨年の砂丘レンジャー日記を見ると、今年は一週間くらい早く、砂丘は雪景色となりました。
今年こそは、温暖化の影響で暖冬かも?、、、と思っていましたが、今日の鳥取砂丘の積雪は約2~3cmくらいです。長靴の方が足元を気にせず、歩きやすいと感じました。
私は、雪の中を歩く時は、まず冷えた身体をほぐすようにしています。背伸びや屈伸運動をしておくと血流もよくなり、身体も早く温まります。
~青レンジャー~
砂丘事務所 2012/12/09
鳥取砂丘に生息する砂丘植物の種子を紹介していますが、今回で4回目となります。
今回は、砂丘植物でもあまり華やかさがなく目を向けられない植物を紹介します。
10)ビロードテンツキ (項番は最初からの通し番号としています)
ビロードテンツキの葉や茎はビロード状の細かな毛で覆われています。これは暑い夏の時期に水分の飛散を防ぎ、飛砂から身を守る役目をしています。
8~10月に開花して下の写真の花が見られます。
花からは下の写真の様な小さな種子が出てきました、大きさは1mm程度で砂に落ちれば見えなくなってしまうサイズです。
11)オニシバ
オニシバは、砂の移動の少ないところに大きな群落をつくって生息しています。ご覧になりたい場合はオアシス周辺に沢山みられます。
地下茎を横にはわせ、その節々から地上茎を伸ばし、真夏の炎天下では葉を縦に巻いて水分の蒸発を防いでいます。
6~8月に花が咲きます、下の写真は開花時のオニシバです。
下は種子の写真です、5mm×1mm程度の大きさで非常に軽く風に飛ばされ易い仕組みを持っている様です。
12)ハイネズ
ハイネズは砂地に生育する常緑低木で、地面をはう様に幹が広がり大きな群落となり、 追後スリバチや、合せヶ谷スリバチ内に分布しています。
雌雄異株で、雌株には10mm程度の球果をつけます。
球果の写真です、写真撮影までに時間が経って少し小さくしぼんでいます。

球果の表皮を取り除いてやると、中から種子が出てきました7~8mm程度の大きさです。
※ 写真撮影に使用した種子は砂丘に返しておきました。
次回は最終回を予定しています。
<今日の一押し写真>

今日の砂丘は強風のため砂嵐の状態で、最大風速29.4m/sの風が吹いていました。(12時15分ころ)
写真は馬の背頂上から砂が飛び出す風景を写真に収めました。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/12/08
鳥取砂丘イリュージョンXの開催まで1週間を切りました。
今日も朝からイルミネーションの設置で、関係者の方は大忙しの様子でした。
先週、鳥取砂丘イリュージョンXの準備状況をお伝えしましたが、今日はその第2弾をお伝えします。
設置が完了したトラスタワーです。
砂丘入口階段に設置されたアーチと階段の上に設置された光のドームです。
今日は、愛の鐘(鐘はまだですが・・・)と流星アーチ設が置されました。
すべてのイルミネーションに灯りがついたら、どんなに綺麗でしょうね。楽しみです。
砂像の制作もこれら最後の追い込み。砂像を映す池も完成したようです。
鳥取砂丘イリュージョンXは来週水曜日、12月12日から始まります。
是非お越しくださいね!
イリュージョンの詳しい内容は
こちら をご覧ください。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/12/07