本日の鳥取砂丘は、発達した低気圧の影響で昨年4月の「春の嵐」に匹敵する強風が吹き荒れました。
朝から観光客も少なく静まり返った砂丘にはゴーゴーと風の音が響いています。
・そんな時 突如 現れた一人の来場者に、
「大丈夫ですか?」と声をかけると、なんと、「エジプトで観光ガイドのお仕事をしていて、砂漠で5時間も迷った事もありますよ。」とニッコリ笑顔で返事を返してくれました。
それでもと思い、「砂嵐」の説明しましたが、私の不安な気持ちとは正反対に無事に馬の背頂上へ。
今日は、海側からの強風で空から砂が降ってきました。
これは、馬の背頂上の地面です。
地面の砂は削り飛ばされ、穴ができていました。
明日の朝は、どう様変わりしているのか?予想ができません。
早く、春の嵐がおさまってほしいです。
~青レンジャー~
砂丘事務所 2013/04/07
鳥取砂丘の3月の気象状況をお知らせします。
3月の風 最大風速 25.5m/s (3月1日 10時10分 南西の風)
風向 風速10m/s以上の風が吹いたデータ数をグラフで表示しました。
3月は冬の風と春の風が周期的に吹きました。 冬の風は北側からの季節風で、春の風は南からの温かい風となりました。
風速10m/s以上の風は、全体の19.2%を占めて冬らしい風の強い日が多かった。
参考データですが、鳥取砂丘の気温は
最低気温 0.0℃ (3月15日早朝)
最高気温 20.5℃ (3月 9日 23時30分)
尚、月間雨量は測定データにエラーが発生しており、測定値の信憑性に欠けるため、報告は中止させて頂きます。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2013/04/06
昨日のレンジャー日記では、昆虫の様子を少しお伝えしましたが、今日は植物の今の様子をお伝えしますね。
茶色く枯れた葉っぱがまるで砂丘と同化したようでしたが、今は所々で緑色が見られます。
ケカモノハシは枯れた葉っぱの中から新しい緑の葉が出てきました。
コウボウシバは葉だけでなく穂も見られるようになりました。
オアシスから南西に約100メートル離れたところでは、ハマヒルガオの緑の葉がたくさん見られます。
近くにはウンランも砂の中から顔を出し群落を作っています。
砂丘の周りでも、ニセアカシアが芽を出していました。やっと出てきたってところです。
これから色々な植物が花を咲かせ、砂丘の中を彩ることでしょう。
楽しみですね。
砂丘の周りの花といえば、先日のレンジャー日記で”ハマダイコン”の花を載せましたが、今度は違う花を見つけました。
こちらはイソスミレ。可憐な花を咲かせています。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/04/05
4月も、もう4日が過ぎました。
入学式が終わった大学もありますね。
小学校の始業式や入学式も、そろそろ。
残り少ない春休みを楽しもうと、今日も子供連れの家族が目立ちました。
元気よく馬の背の斜面を登っていく子供たち。
ちょっと暖かくなり、オアシスで水と遊ぶ子供たち。
写真は撮っていませんが、波打ち際で波と遊ぶ子供もたくさんいました。
砂丘の生き物たちも、新学期?の準備。姿を見せ始めました。
オオハサミムシは、まだ寝ていたいのか、お尻のハサミだけ姿を見せています。
砂の上を這っている、これは何の幼虫でしょうか?
そして、この足跡と砂の中を穿った跡は・・・・。
生存競争も激しいようです。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/04/04
4月1日から、砂丘事務所は新しいレンジャーも加わりスタートしました。
今日は、あいにく雨模様でしたが昨日は青空でした。砂丘の中はまだまだ春休みの学生さんや県外からの家族連れが多くお越しになっています。
みなさん、はるばる「鳥取砂丘」へようこそ!
鳥取砂丘は、観光にお越しになる方がほとんどですが、中には、いろいろと理由があって、「鳥取砂丘でないとダメなんです!」と言う人もいるので、私達も感謝しています。
昨日、この方々は、友人の結婚式で写真を使う為、遠くからお出でになったそうです。
衣装も揃えて、頑張って写真撮影しておられました。
さすがに、元気な皆さんには、脱帽しました。
鳥取砂丘で、これだけ楽しんでいただければ十分です!
・・(また、砂丘に来られるそうです。)
~青レンジャー~
砂丘事務所 2013/04/02