ここ鳥取砂丘を含む山陰海岸国立公園は、今年で指定50周年を迎えます。
この50周年を記念して、今年の夏はいろいろなイベントが開催されます。
今日は、50周年記念事業の始まりとして、山陰海岸国立公園の数カ所でキックオフイベントが開催されました。
鳥取では、岩美町と鳥取市で清掃活動が行われました。
鳥取砂丘オアシス広場では、大勢の人が集まり、まずはオープニングから。
鳥取県知事、鳥取市長などのあいさつの後、「こどもパークレンジャー」の任命式が行われました。
こどもパークレンジャーとは、子ども達が自然に触れ合い、自然を学び、自然保護や環境保全活動を行います。
オープニング式の最後は、参加者全員で記念撮影。
それでは、海岸に移動し、清掃活動のスタート!
参加者の皆さんはゴミをさがし、拾いながら移動していきます。
道具を使って小さなゴミも拾っていきます。
砂に埋まったロープを、お母さんと一緒に力一杯抜く子どもさんの姿も。
皆さんが、一生懸命清掃活動を行った結果、海岸はきれいになったようです。
泳げる時が楽しみですね。
50周年記念事業はこれからいろいろなイベントが開催されます。
是非ご参加ください。
イベントの詳細は
公式ホームページをご覧くださいね!
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/06/30
「鳥取砂丘ガイドがお手伝いします」
砂丘入り口に案内板がかかっています。
今日から10月中旬までの間の土日、祝日に砂丘内で砂丘ガイドがお待ちしていますので、お気軽に声をかけてくださいね。
せっかくの砂丘観光、ガイド話ならではの砂丘の秘密を知っていただき、お土産話にしていただければ幸いです。
目印は、茶色のベストにブルーのエンブレムです。
写真は、今日の担当ガイド3人のお一人田中孝文さんです。
写真撮影もお任せください。おすすめのアングルで撮影します。
砂丘ガイド一同、観光客の皆様とお話できるのを楽しみにお待ちしています。
(黄レンジャー)
砂丘事務所 2013/06/29
ここは、一体どこでしょう?
どこかの芝生の公園でしょうか。
いえいえ、ここは、鳥取砂丘のオアシス周辺です。
砂丘の中で、比較的水分の多いオアシス周辺には、コウボウシバ(カヤツリグサ科)が大きな群落をつくっています。
緑と砂と空のコントラストが砂丘の違った一面を見せてくれます。砂丘内の様々な砂丘植物を見て周るのも楽しいですよ。
余談ですが、昨日、お客様が「砂丘に足湯があると聞きましたが」と事務所に訪ねて来られました。残念ながら砂丘に足湯はありませんが、足洗い場ならあります。少し変わった体験ができますよ。砂丘観光の後は、是非、足洗い場でくつろいでください。
(黄レンジャー)
砂丘事務所 2013/06/28
鳥取市の中学校では、毎年2年生の生徒が企業などに出向き仕事を学ぶ行事が行われています。
今日は、砂丘事務所に鳥取市立北中学校の生徒さんが5名来られました。
昨日は鳥取県庁、今日の午前は県立図書館、午後からは鳥取砂丘です。
まずは、砂丘事務所の職員が、鳥取砂丘のこと、砂丘事務所の仕事を説明しました。
鳥取砂丘に来たのは、小学校の遠足や鳥取砂丘イリュージョン以来。これが現実。なかなか近くの人は砂丘に足を運んでいただけないようです。ちょっと淋しい気がしますね。
砂丘で一番メジャーな芸術”風紋”についても、風紋発生装置ででき方などを勉強しました。
午前中は激しい雨が降る天気でしたが、砂丘の中に入る頃には雨をあがり、まずまず。
砂丘の中で鳥取砂丘レンジャーにレンジャーの仕事、砂丘の様子を聞きます。
馬の背の頂上では、鳥取砂丘レンジャーが観光客の方に実際にガイドをしているところを見てもらいました。
生徒さんも、他の観光客からカメラのシャッター押しを頼まれ、初めてのお仕事。ちょっと緊張した様子でした。
最後は、砂丘の景観を保全するため除草作業。
オアシス横でびっしりと生えているメヒシバと格闘。頑張った割には意外と量が少なくて残念そうでした。雑草が小さいから見た目が少なかったようですが、数でいえば沢山取っていただきましたよ。
2時間半という短い時間でしたが、砂丘での仕事を知っていただき、この鳥取砂丘の自然を守っていかないといけないということに気付いてもらえたのでは。
今度はボランティアとして除草に参加してくださいね!
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/06/26
昨日までの雨も上がり、曇り空の中「多鯰ヶ池ミニハイキング」を開催しました。
まずは、今年は巳年ということで、ヘビと関わりの深い弁天宮から。
多鯰ヶ池弁天宮世話人会の石川さんから弁天宮とお種伝説の話を伺いました。
もちろん、弁天宮のお参りもしっかりとしました。
お種さんの祠の裏にはヘビのとおり道もあるそうです。
多鯰ヶ池のほとりでは、多鯰ヶ池に生息する生き物の話と多鯰ヶ池と湯山池を繋ぐ取水口の話をガイドサポーターにしていただきました。
ここからはミニハイキング。20分くらい歩き、弁天宮の対岸へ。
ここで観光梨園を営む佐々木さんから昔の多鯰ヶ池の話を伺いました。
多鯰ヶ池のそばからとれたメノウや木の化石なども実物を見ながら話をしていただきました。
この後は多鯰ヶ池のほとりを奥までハイキング。
お種さんの柿の木があったとされる小島も弁天宮からの景色とは違って見えます。
多鯰ヶ池を見ながら、昔の様子を佐々木さんから伺います。
池に生息する貝も間近で見られます。
この写真は残念ながら貝殻ですが、生きているヌマガイやタニシも間近で見られました。
写真右上はカラスガイ、右下はイシガイ、左上下はヌマガイの貝殻です。
約3時間の行程でしたが、渇水期の多鯰ヶ池ならでは、多鯰ヶ池のほとりを歩くツアーということで、皆さん楽しんでいただけました。
磯ノ御前島の石塔だけでなく沖ノ御前島も顔を出していました。
手前の2つの島は磯ノ御前島、奥の島が沖ノ御前島。
もう少し水量は減るそうですので、磯ノ御前島、沖ノ御前島とも、もっと水面から出てくるそうですよ。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/06/22