11月6日に解禁となった沖合底びき網のカニ漁の初水揚げが、本日7日に、網代、賀露、境港であり、そのうち、網代と賀露で測定に行きました。
【網代】10隻中5隻入港、2隻が境港から一部陸送
例年、網代では11月6日の午後に初セリが行われますが、今漁期は海況もあり、7日のセリになりました。
漁場は、隠岐東方、隠岐北方、隠岐西方と分かれての操業で、結果としては、昨年漁期初めに好調だった隠岐北方での漁獲が芳しくなく、隠岐西方での漁獲が良かったようです。なお、隠岐東方も松葉がにの枚数が少なかったようです。
そして、出ました特選とっとり松葉がに五輝星(昨年から開始した松葉がにのトップブランド)!
2枚認定されたようですが、最初の1枚は5万円の値が付いたようです。
また、親がに(メスのズワイガニ)は、順調に定数まで漁獲している船が多かったようです。
ちなみに下の写真で持っているカニが5万円です。
【賀露】6隻中5隻が入港
こちらも、隠岐北方で操業後、漁場を変えて隠岐西方で漁獲したようです。
そして、こちらの五輝星(賀露で唯一)は・・・なんと130万円(これまでの過去最高は、昨年の70万円、その前は一昨年の20万円)
初セリ前には、昨年、特選とっとり松葉がに五輝星として賀露で初認定され、全国最高価格70万円の値が付いたカニの剥製の除幕式等がありました。
立ガニ(1枚売り)と箱ガニ(箱売り)、親がにの写真を添えます。
ちなみに、大型サイズの立ガニは少なめ、親がにもなんとか定数までいった船があった程度ともう少しといった感じでした。