12月11日(日)に弥生のものづくり講座「カゴづくり」を開催しました。
小学生のグループ、大人のグループ、家族など、合計21名が集まり、鳥取市にある弥生時代の遺跡『青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)』から出土したカゴをモデルにカゴづくりに挑戦しました。
カゴは植物の繊維でできているので約2000年間のうちに腐って無くなることが多いのですが、青谷上寺地遺跡からは奇跡的に当時のカゴが出土しました。(残念ながら妻木晩田遺跡からはカゴはまだ出土していません・・・)
最初に、出土したカゴの特徴や、カゴづくりに使われている「網代(あじろ)編み」や「もじり編み」という編み方を学び、その後実際にその編み方を使ってカゴを作っていきました。
少しずつ編み上げていくカゴづくりは細かい作業の連続で、難しいものでした。参加者のみなさんは戸惑いながらもスタッフに手伝ってもらって少しずつ編み上げていきました。
体がやり方を覚えたら作業はスムーズに進んでいきます。午後になるとスタッフよりも上手に、スピーディーに進めている方もいらっしゃいました。
そしてカラフルなカゴが完成!
今日の講座で作り方をマスターした方のなかには、材料を買って家でも作ってみようという方もいらっしゃいました。カゴづくり講座を開催してよかったなぁと嬉しい気持ちになりました。