少し前に日野振興センターにある使われていない大きなバケツに、シュレーゲルアオガエルが卵を産んでいたので、昨日中を覗いて見るとオタマジャクシが泳いでいました。まさに、井の中の蛙!
このオタマジャクシ達は、狭いバケツの外に出たら、世界は広いことに驚くのでしょうね。
さて今回は、放課後子ども教室の様子を紹介します!
7月19日(水)、日野町黒坂で自然体験学習として「しぜんとあそび隊」を行いました。参加してくれたのは、黒坂小学校1~6年生の15名と安全管理員さんです。
当初日野川で川の生き物調べを行う予定でしたが、参加人数が多く観察に適した場所がなかったので、近くの用水路で実施しました。
一見生き物がいないように見える用水路ですが、水草のある場所をタモで漁ると、エビや小魚が面白いように採れます。
緑のトンネルをくぐると、まるで探検しているようでワクワクします。普段はおとなしい女の子達も、歓声や水しぶきを上げて楽しそうに用水路を進んでいました。
子ども達は、熱心に生き物を観察していました。生き物が好きみたいですね。
採れた生き物から、とてもきれいな水とややきれいな水の中間ぐらいの水質であることがわかりました。
この先もずっと、生き物や自然を大切に思う心を持ち続けてもらいたいです。
最後にお知らせです。
自然保護監視員番原昌子として7年間、日野郡の自然を紹介してきましたが、今回で最後となります。
「しぜんの宝箱」を長きに渡りご愛読いただき、誠にありがとうございました。
後任者が決まるまで、「しぜんの宝箱」は休止となります。しばらくお待ちください。
キラキラとした日野郡の自然に触れることができ、本当に幸せでした。
また、どこかでお会いしましょう!
ありがとうございました。
日野振興センター 2017/07/27