8月18日(金)~19日(土)と8月19日(土)~20日(日)にそれぞれ「なりきり弥生人生活」を開催しました。
抽選で選ばれた幸運な11グループ、47名の方が参加されました。
午後1時、遺跡見学からスタートです。2日間生活をする、むきばんだのことを知りました。その後は、まだ2時過ぎだというのに、もう夕食の準備です。食器作りから自分たちでやりました。各グループの代表者1人がごはんをよそう「木さじ」を、あとの人は竹を切ったり、割ったり、磨いたりして皿、箸、お椀を作りました。
それが終わったら夕食で食べる肉を手に入れるために、狩猟にでかけます。とはいっても本物は森のずっと奥にいるので、わらのシカとイノシシを弓で射ます。弓が見事刺されば肉ゲット!です。
お肉も手に入ったところで、調理にかかります。薪割りをする人、火おこしをする人、お米を研いで準備する人、野菜を切る人など、みんなで分担して作業しました。昔はご飯をつくるのにもたくさんのことをしないといけないので、きっとみんなで分担してやっていたのでしょうね。夕食は土器炊きごはんと焼肉、翌日の朝食は土器炊きごはんとみそ汁でしたが、どちらもおいしかったと大好評でした。
夜はナイトハイクと星空観察です。雲の切れ目から見える星はきれいでしたし、むきばんだの丘の上から見える夜景もきれいでした。それが終わったら竪穴住居で宿泊です。住居の中は少し蒸し暑かったですが、たくさん動いたからか、眠れないことはなかったようです。
2日目は勾玉づくりでした。みなさんきれいな勾玉を作って、お土産として持って帰られました。
最後に認定証をもらい、立派な弥生のムラ人の一員になることができました。
ご応募してくださった皆さん、ありがとうございました!