11月12日(日)、24名の参加者(大人と子どものペア)が、弥生時代の鍛冶屋さんの技術を学びながら、刀子(とうす)という弥生時代の小刀の制作にチャレンジしました。
まずは、鞴(ふいご)を使って七輪に風を送り、炭火の温度を上昇させます。
温度が上がったら七輪の中へ五寸釘を投入します。
次に、真っ赤に熱せられた五寸釘を鉄鉗(かなはし)ではさんで、鉄床(かなどこ)の上に置きハンマーで叩きます。この作業を繰り返して、刀子の形に成形していきます。
この作業が、実に楽しそう!皆さん一心不乱にハンマーをふり下ろしていました。
弥生時代の鍛冶屋さんは、河原石をハンマーや鉄床にして鉄の道具を作っていたのですから、改めてその技術の高さには驚かされますね。
その後は砥石で研いで、刃を作ります。これで本物の刃物になりました。
扱いには注意してくださいね。
最後に、カラフルな紐を持ち手に巻いて、かっこいい刀子の完成です!