11月18日(土)、第7回ジュニアファンクラブを開催しました。
今回は、「矢づくり」と「狩猟体験」に挑戦しました。7月の第3回では「鹿角ヤスづくり」と「漁労体験」を行い、弥生時代の海での漁について学びましたが、今回は陸上の動物を捕まえる狩猟の道具や技術について学びました。弥生時代も、ちょうど今の季節、秋から冬にかけてが狩猟のシーズンだったと考えられます。ジュニアファンクラブでは、子どもたちに四季を通じた弥生人の営みを体験してもらっています。
まずは狩猟道具の矢づくりから。
粘板岩を細かく打ち欠いて、矢の先端、鏃(ぞく)を作ります。
打ち欠いた後に、砥石で磨くと鋭い石鏃(せきぞく)ができあがります。
次に、細い竹に石鏃と矢羽(石鏃をつけたのと反対側にキジの羽をつけてまっすぐ矢が飛んでいくようにします)をタコ糸で縛り付けます。
これで、矢の完成!
この後は、自分で作った矢で狩猟体験です。
獲物に命中させるのは難しかったけれど、みんな、弓を射る姿がとても格好良かったです!