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2018年07月20日
弥生のものづくり講座(プロフェッショナル編)「器台づくり」を開催しました!
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7月7日(土)・8日(日)の2日間の日程で、弥生のものづくり講座(プロフェッショナル編)「器台づくり」を行い、8名の参加者が、「器台(きだい)」づくりに挑戦しました。
今回製作する器台のモデルは鳥取県西伯郡南部町の天萬土居前(てんまんどいまえ)遺跡から出土した3世紀後半の器台です。この頃の山陰地方の器台は鼓(つづみ)のような形をしていることが特徴です。妻木晩田では仙谷地区に墳丘墓(仙谷8号墓・9号墓)が造られた時期にあたり、仙谷9号墓の裾でも器台が出土しました。小さな破片で残りが悪かったので、別の遺跡の出土品をモデルにしました。器台の製作を通して当時の技術だけではなく、妻木晩田村の首長のお墓や葬儀に思いをはせてもらいたい!という企画です。
さて、今回製作する「器台」という土器は、壺や甕(かめ)などを乗せるもので祭祀の場面等で使われたものです。この器台を2日間かけて作っていきます。
まずは、白粘土、石見(いわみ)赤土、川砂を混ぜたものを練ります。中に空気が入っていると焼いた時に割れてしまうので時間をかけてしっかり練りました。
粘土練りが終わったら器台づくりスタートです。講師の「土器づくりの会」の皆さんによるサポート態勢も万全で、うまくいかないところは講師に手伝ってもらいながら進めていきました。
1日目は、上半分と下半分をそれぞれ完成させて終わりです。
2日目は、上下の部分を接合しました。息を殺して、緊張の一瞬です
形ができたら、内側を削ってうすくしたり、ハマグリの貝殻で磨いたりしてモデルとする器台に近づけていきました。
今回製作した器台は自然乾燥させたのち、9月1日(土)・2日(日)に野焼きします。土器づくり入門編では電気窯で焼成しますが、こちらはプロフェッショナル編ということで当時の方法(野焼き)で焼いていきますよ!!
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