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2018年09月07日
弥生のものづくり講座(プロフェッショナル編)「器台の野焼き」を開催しました!
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弥生のものづくり講座(プロフェッショナル編)「野焼き」を開催しました!
9月1日(土)・2日(日)の2日間の日程で、弥生のものづくり講座(プロフェッショナル編)「野焼き」を行いました。7月7日・8日に製作した器台は、今夏の猛暑のおかげ(?)でしっかりと乾いたので野焼きで完成させます。野焼きの方法は、今日でも中国の雲南省に類例が残っている「雲南式の覆い焼き」という方法です。
まずは窯づくりから…
地面に燃料となる薪を置き、その上に器台と稲わらをのせて円錐型にしていきます。それをわらこもで覆って第一段階終了。
第二段階では、わらこもの上に壁土を塗って窯を作っていきます。この土は細かく切った稲わらと土と水を混ぜて一晩寝かせたものです。子どもの頃を思い出しながらペタペタと土を塗って窯を完成させました。
第三段階で、いよいよ火入れです。火おこしに悪戦苦闘しながらもなんとか起こした火を焚き口の薪に点火しました。しかし、一番下に置いた薪に火が付くまでは油断禁物、火吹き竹やうちわを使ってゆっくりゆっくり火を大きくしていきました。
参加者のみなさんはここで解散しましたが、講師の土器づくりの会のみなさんや、むきばんだの職員は窯の温度を測定しながら翌日の朝まで窯を見守りました。(15分~1時間に1回ずつ温度計測、ただ夜は寝てしまいましたが…)
一夜明けて、窯を見てみると燃料となる薪が燃え尽きて崩れていました。窯が崩れたときに器台が一緒に割れてなければいいなぁと願いながら、壁土をはがしていきました。すると9つ焼いた器台のうち8つは割れずにでてきました。1つは残念ながら器台の下の部分が少し欠けてしまっていました。しかし、野焼きで焼いたからこそ出る色合いは人それぞれでとてもきれいでした。
火入れ後に皆さんで記念撮影!後ろの窯から煙がもくもくと上がっているのがみえますか??
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