農大日記

2018年12月20日

作物コース実習風景(12月中旬)

1. 塩水選
 2年生のプロジェクトの調査や学校行事などで後回しになっていた1年生の田んぼの調査を再開しました。塩水の中に調査用に取っていた籾を入れて、沈む籾と浮く籾に分ける作業です。沈んだ籾は中身がしっかり詰まっているもの、浮かんだものは中身が入っていないものです。浮かんだ籾を数えて、全ての籾のうち何パーセント中身が詰まっていたかを調べます。この調査ですべての調査項目が終了したので、1年生全員のデータをそれぞれのパソコンに入力し比較、分析を行いました。一連の調査を通して来年のプロジェクトではどのように調査を進めていくのか理解できたようです。
 



2.プロジェクトのとりまとめと計画作成
 2年生は、12月中旬はひたすらプロジェクト発表会に向けた準備です。10分間の発表でどれだけわかりやすく伝えるか何度も何度も推敲を繰り返します。また、職員や1年生からの質問に答えられなければ、さらに、文献を調べて回答用のスライドを作成するなど、発表会に向けた準備を通してプロジェクトへの理解を深めていきます。1年生も、プロジェクト計画の作成にとりかかりました。まずは、自分が取り組んでみたい内容の選定、その後は、その内容について個別に過去の試験研究内容や現場での取組みの現状などのレポート作成が課されるため、その作成に向け勉強する日が続いています。
 
 


3.大掃除
 12月20日が終業式でした。午前中は教室と倉庫の大掃除をしました。教室内は蛍光灯のふき掃除、棚などは中身を全て取り出したうえで、内部や裏側、棚の後ろの壁などのふき掃除。机も全て移動し、普段は掃除できない机の裏側や机の下などを掃除しました。倉庫も中の資材や道具類を全て外に出して掃き掃除、不要なものは廃棄処分しました。スッキリした気分で新しい年を迎えられそうです。
 
 
 

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