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2019年03月22日
特別講座「弥生の織り」を開催しました!
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3月17日(日)、講師に植村和代さん(帝塚山大学名誉教授)を招き、特別講座「弥生の織り」を開催しました。午前10時から正午までの短めの講座でしたが、参加者の皆さんには、講義・実演見学・体験を通して、弥生時代の織物についてしっかりと学んでいただきました。
まず講義では、植村先生に織物の発明に至る人類の歩み、織機の構造、そして弥生時代の機織り(はたおり)について、わかりやすく、そして楽しく解説していただきました。「組み」と「織り」の違いを理解してもらうため、実演を交えた説明もあり、織りの技術がいかに画期的であるかがよくわかりました。
休憩をはさんで、植村先生による機織りの実演です。足を使って経糸(たていと)にテンションをかけ、体全体を使って織り進めていきます。「これが弥生の織りなのか!」といった様子で、みなさん興味津々で実演に見入っていました。
最後は、参加者による弥生の機織り体験です。本来は足を使って織りますが、高度な技術が必要なので今回は、椅子に座って行いました。最初の難関は、織りの要の装置である「綜絖(そうこう)」の取り付けです。綜絖は上側になった経糸(たていと)をタコ糸で一本一本拾って通していくのですが、非常に大変な作業です。しかし、綜絖ができあがれば、経糸を一括操作でき、織るスピードは一気に高まるのです。経糸に綜絖と中筒を取り付けたら、緯糸(よこいと)を通しながら織り始めます。織り始めは四苦八苦でしたが、徐々に慣れてきて、短時間でかなりの長さを織った方もいました。
今回学んだ技術を駆使して貫頭衣が作れたら楽しそうですね。そんな講座が実現したら、皆さん、ぜひご参加ください!
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