6月9日(日)むきばんだ弥生のものづくり講座入門編「土器炊飯」を開催しました。
妻木晩田遺跡の出土品をモデルに作成した土器、甕(かめ)を使って炊飯を体験するイベントです。
弥生時代にも使われていたと考えられる「湯取り法」という方法でご飯を炊きました。
火おこしからスタート。マッチやライターは使いません。
ご飯を炊くには火力が大事。火吹き竹でかまどを吹きます。
余分な水分を捨てた後、熾(お)きの上で土器を転がしながら蒸らすのが湯取り法の特徴。講師の濵野浩美さんに炊き方を教わります。
炊きあがったら試食。どの班もおいしく炊きあがり、あっというまに甕が空っぽになりました。
火の熱さや煙の臭いを感じながらの炊飯は、子供はもちろん大人からも楽しかったとの声が多くありました。