境港の小型底びき網は、4隻が水深80m前後の沖合域でキダイ(れんこだい)、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)主体に水揚げしていました。多い船は、れんこ350kg、ばけめいた80kgとかなりの量を漁獲していました。
![計量作業](/secure/1173964/P7250599.jpg)
![ウマヅラハギ(でんぼ)](/secure/1173964/umadurahagi.jpg)
少し浅い水深60m帯では1隻が操業しており、こちらもキダイ中心ですが、クルマエビ等の高級魚も水揚げされていました。また、あと1隻は水深30m程度の浅海で操業しており、バイ等の貝類を中心に水揚げしていました(トラフグあり)。
![トラフグ](/secure/1173964/torafugu.jpg)
淀江の小型定置網は、夏枯れ気味になっており、漁獲が低調となっています(下の写真が全漁獲物)。
漁獲の主体はマアジ、サゴシ(サワラの未成魚)で、小型ですがカンパチ(あかひら)が揚がっていました。
![マアジ「中」規格](/secure/1173964/maazi.jpg)
![カンパチ(あかひら)](/secure/1173964/kannpati.jpg)
【おまけ】帰り道、御来屋に寄ってみました。
サザエとアワビの出荷作業をされていました。
サザエ網の漁業者からは、今年はサザエが増えた感じ、水深5m程度の浅場が良いとの話でした。
![クロアワビ](/secure/1173964/awabi.jpg)