9月8日(日)むきばんだ女子考古部第5回目の活動を実施。
今年度の発掘調査現場で発掘体験!&イノシシの肩甲骨で骨卜(こつぼく)体験!!
今年度の年間活動計画を話し合った際、絶対やりたい!という希望が多かったのが発掘体験です。待ちに待った活動で、部員の皆さんのテンションも上がります。
室内で座学と諸注意を受けた後、いよいよ発掘調査現場の妻木新山2区へ。まず、道具の使い方や作業手順の説明を受けます。
説明を聞いたら発掘体験スタート!
今日は気温も高く、作業中に汗がしたたるほどでしたが、皆さんが黙々と作業を進めていました。終了予定時刻が近づき、「そろそろ終わりましょうか」と言うと「えー、もう?」と声が上がるほど楽しかったようです。
午後は骨卜(こつぼく)体験です。骨卜とは獣骨に火を当てて吉凶を占うもので、この占いに用いられた獣骨を卜骨(ぼっこつ・ぼくこつ)といいます。青谷上寺地遺跡(鳥取市)からは国内最多の卜骨が出土しています。
今回はイノシシの肩甲骨を使いました。先端に火をつけたサクラの枝を骨に押し当て、息を吹きかけて骨を灼きます。
こんな風に灼き跡がつきました。さて、占いの結果は…??
この卜骨で弥生人たちはどんなことを占っていたのだろうと想像が膨らむ時間となりました。