農大日記

2020年8月28日

【果樹コース】1年生のチャレンジプロジェクト活動について

 2年生になると本格的なプロジェクト活動が始まります。果樹コースでは、プロジェクト活動に向けた準備として、1年生はチャレンジプロジェクト活動を行っています。職員が設定した5課題に対し、2名ずつで取り組みを行っています。今回はこのうち、3課題の取り組みについて紹介します。

(1)ニホンナシ「愛宕」の大玉生産にチャレンジ

 ナシの大玉作りの方法を勉強しながら、愛宕の超大玉を作ることを目指しています。二十世紀梨記念館のイベント「大玉コンテスト」に出品予定です。優勝を目指し、日々作業を行っています。

〈仕上げ摘果〉                   〈株元マルチ…乾燥防止が目的〉

仕上げ摘果 マルチ

〈新梢管理〉                    〈かん水〉

新梢管理 かん水

(2)環状剥皮処理でニホンナシ「ゴールド二十世紀」の果実品質アップにチャレンジ

 環状剥皮を行うことで、収穫時期が早まるのか、また、どの時期に環状剥皮を行うと効果があるのか勉強しています。

〈環状剥皮〉

環状剥皮 環状剥皮

〈果実調査〉

果実調査

(3)安心安全な圃場作りにチャレンジ

 果樹コースでは、ニホンナシでグローバルGAPを取得しています。GAPを極め、圃場の安全性を高めるため、看板や掲示物の工夫を行っています。

〈看板作り〉                    〈完成した看板を設置〉

パソコンで作業 看板完成

 チャレンジプロジェクト活動を通して、果樹栽培に関する知識と技術を身に着け、来年のプロジェクト活動に活かしてもらえればと思います。

in 01【果樹】学生の活動記録

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