10月3日(土)、4(日)の二日間に渡り、むきばんだ弥生のものづくり講座プロフェッショナル編「野焼き」を開催しました!

7月に作成し、しっかり乾燥させた高坏を焼成します。

窯づくり。地面の上に湿気を防ぐ土器のかけらを敷いて、さらに燃料となる薪を積み上げます。

薪の上に土器を置いたら周囲をワラで囲みます。

ワラの上に泥を塗り、「覆い焼式野焼き」の準備完了です。

いよいよ点火!煙が立ち込めます。ここから温度を測りながら24時間近く焼き続けます。
職員は泊まり込みです。

焚き口からかすかに炎が見えますが、中の土器がどうなっているのかは全くわかりません。

夜10時ごろの窯の様子。全体が変形し、周りの泥も焼けて白くなっています。
最高温度は913度に達しました。

翌朝、ついに窯出しです。作った土器がどうなっているのか、はやる気持ちを抑えながら慎重に泥をはがします。

姿を現した土器たち。割れてしまったものもありましたが、生活の道具を自分たちで作ることの大切さ、難しさを知ることができました。