ふるさと鳥取県だより

ふるさと鳥取県だより

令和2年10月12日(氷温)

鳥取県ゆかりの皆さま

このメールは、当県が中京圏において、お世話になっている皆さまに
送らせていただいております。

平成13年4月に開館した鳥取二十世紀梨記念館(なしっこ館)では、
四季を通じて梨を試食することができます。
これは鳥取県産の技術「氷温(R)」で加工しているからです。

もう約10年前、米子市にある氷温協会を訪ねて聞いたところでは、
水が凍り始める温度は零度ですが、それぞれのもので凍り始める温度は異なり、
零度以下の凍り始めるまでの温度領域を氷温と呼び、
これで加工すれば、貯蔵だけではなく熟成(おいしさアップ)の効果も得られるのだそうです。

この技術が産声をあげてから、もう30年以上が経ちました。
日本からアメリカへ氷温で眠らせたヒラメを輸送し現地での蘇生に成功したこともありました。
いまでは、食品をはじめ、全国のさまざまな業界で氷温が使われています。

 

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