ふるさと鳥取県だより

ふるさと鳥取県だより

令和3年1月7日(ジャパンタイムズと愛知県と鳥取県)

鳥取県ゆかりの皆さま

このメールは、当県が中京圏において、お世話になっている皆さまに送らせていただいております。

今回は、愛知県とゆかりのある鳥取県人をご紹介いたします。

ときは明治。愛知県立旭丘高等学校の前身の愛知県中学校で学んだ鳥取県出身の 頭本元貞と武信由太郎はともに札幌農学校(現・北海道大学)に進学。英語の腕を磨きました。愛知県中学校には、鳥取県出身で青谷小学校校長だった山田季治が英語教師として招かれていました。

明治30年3月に創刊された日本人の手による初めての日刊英字新聞「ジャパンタイムズ」は頭本が主筆、武信が副主筆、山田が初代社長でした。

いまから1世紀以上前、英語による日本の国際化には愛知県とゆかりのある鳥取県出身の3人が深く関わっていたのです。

ちなみに札幌農学校では頭本と武信は4期生、2期生には新渡戸稲造や内村鑑三がいました。旭丘高等学校は河村たかし名古屋市長の母校ですね。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

(文中敬称略)

☆参考文献 「鳥取県 郷土が誇る人物誌」鳥取県教育委員会編 1990

 

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