ふるさと鳥取県だより

ふるさと鳥取県だより

令和3年2月10日(麒麟獅子舞)

鳥取県ゆかりの皆さま

このメールは、当県が中京圏において、お世話になっている皆さまに送らせていただいております。

過日、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が最終回を迎えました。鳥取県東部から兵庫県北西部にかけては、この麒麟の獅子舞が現在でも舞われています。

麒麟獅子舞は、17世紀中頃、鳥取藩主池田光仲が、曾祖父徳川家康を治政の模範と仰ぎ、日光東照宮から御祭神を勧請して建立した鳥取東照宮(樗谿神社)の祭礼の行列に初めて登場させたといわれています。

時は流れて最近では、同時多発テロの翌年に犠牲者追悼のためにニューヨークのグラウンドゼロで公演し、約15年前の平成17年6月には愛知万博「鳥取県の日」でも披露されました。

また、麒麟獅子は、『日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』として、令和元年度「日本遺産」に認定されています。

麒麟は中国で生まれた想像上の動物で、額に一本の角を持ち、生草を踏まず、生物を食べることのない思いやりのある聡明な霊獣とされ、「麒麟がくる」では、善政の世に必ず現れるものとして描かれていました。令和新時代のいま、麒麟の登場が待ち遠しいところです。

 

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