第4回目のジュニアファンクラブは「金属の鏃(やじり)づくり、脱穀」
鏃づくりは鋳型からつくる本格的な体験です。
石膏の型に鏃の形を書き入れます。型紙を使って表裏がぴったり合うようにします。
書いた線の通りに石膏の型を彫刻刀で彫ります。厚みをイメージして彫るのはむずかしい!
作った鋳型を合わせて溶けた金属を流し込みます。冷えたら完成!
作った鏃の鋳型。金属を注ぎ込む湯口(ゆくち)も彫り込んであります。
できた鏃のひとつ
鏃づくりのあとは臼と杵で脱穀・もみすり体験をしました。
10月9日に第3回ジュニアファンクラブを開催しました。
今回の内容は石器づくり・鉄器づくり・収穫です。
石器づくりでは石庖丁を作りました。粘板岩という本物の石器にも使われた石材を
石でたたいて打ち欠いて形を整えます。
鉄器づくりは炭火で熱した鉄をハンマーでたたいてナイフの形にしていきます。
革製のふいごを使って風を送り火力をあげます。
なんども熱してたたいてを繰り返し、少しづつ形を作っていきます。
できたら石器も鉄器も砥石で研いで刃をつけます。
最後は収穫。石と鉄、両方で切れ味を試してみました。
石器と鉄器の両方を作って使う体験ができました。
第2回ジュニアファンクラブ土器づくりは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止になりました。
7月10日に今年度第1回目のジュニアファンクラブを開催しました。
まずは結団式。最初は保護者の方といっしょに説明を聞きます。
今回は、むきばんだの見どころをじっくり見学。貫頭衣を着て弥生人の気分です。
出土品を見て当時の技術について勉強。
実物大の展示で弥生時代の食生活についても学びました。
しっかり見学をして、遺跡にくわしくなった第1回ジュニアファンクラブでした。
次は「土器づくり」をします。お楽しみに!