野菜コースでは2年生がスイカの整枝方法に関するプロジェクト研究に取り組んでおり、1年生もスイカ栽培をしていたため、とても関わりの深い品目です。そして何よりスイカが大好き(栽培するのはもちろん、特に食べるのが大好き)な学生が多いです。そこで今回は、倉吉スイカ生産部の視察を通して、もっとスイカを好きになろう!詳しくなろう!ということで、産地の取組を勉強したり、生産ほ場や選果場を見学したりしました。
まずは、スイカの野菜としての特徴、倉吉スイカ生産部の取組や歴史を勉強しました。生産部として新規就農者の育成やブランド力向上に向けて努力しておられることが分かりました。
![座学開始](/secure/1253722/座学開始_s.png)
![指導員さん](/secure/1253722/前田指導員さん_s.png)
続いて、萬場指導部長のほ場を見学させていただきました。整枝方法についてはわき芽の管理の仕方など農大と異なる点もあり勉強になりました。また、農業のみでなく趣味の時間も充実しておられて、農業の魅力を教えていただきました。
![圃場1](/secure/1253722/ほ場視察1_s.png)
![圃場2](/secure/1253722/ほ場視察2_s.png)
最後に、選果場を視察しました。
選果場ではまずスイカを試食させていただきました。「美味しい!!」と喜んで食べています。
![すいか試食](/secure/1253722/スイカ切る_s.png)
選果レーンでは、生産者の荷受けから箱に入るまで丁寧に説明していただきました。
![スイカライン1](/secure/1253722/スイカライン_s.png)
![すいからいん2](/secure/1253722/スイカライン2_s.png)
トラックから積み下ろしたスイカは、このように品質をチェックする場所まで流れていきます。
こんなにたくさんのスイカ見たことない!!
![箱作成1](/secure/1253722/箱作成_s.png)
![箱作成2](/secure/1253722/箱作成機械_s.png)
1日に2万玉以上選別するこの選果場では箱作りも大変な作業です。学生が箱作りの機械の精密な動きに見とれている様子です。
![最終チェック](/secure/1253722/最終チェック_s.png)
糖度センサーを使った糖度のチェックや、外観の品質空洞化のチェックを通過したスイカは最後に出荷箱に入って出荷されます。
一つ一つのスイカが、ほ場で丁寧に栽培され、選果場で丁寧に選別されて消費者まで届いていることが分かりました。野菜コースでは抑制スイカの栽培が始まっています。私たちも倉吉のスイカを盛り上げられるように良いスイカを栽培しましょう!
今回の視察にご協力くださった倉吉農業改良普及所の皆様、倉吉スイカ生産部会の皆様、鳥取中央農協中央営農センターの皆様ありがとうございました!