鳥取県立むきばんだ史跡公園では、妻木晩田遺跡の全体像を解明するために、継続して学術的な発掘調査を行っています。
10月下旬から令和3年度の発掘調査が始まりました。
今年度の発掘調査対象は、妻木晩田遺跡最大の四隅突出型墳丘墓「仙谷(せんたに)1号墓」と、妻木新山(むきにいやま)地区の斜面地です。
10月25日(月)からは、仙谷1号墓の確認調査に着手。墳丘墓の墳丘周囲を飾る「貼石(はりいし)」が姿を現し始めています。この後、北西突出部の調査に移っていく予定です。
調査区は非公開エリアにあるため、発掘中はご見学いただけませんが、12月上旬には現地説明会を開催する予定です。日程などの詳細はホームページやフェイスブックでお知らせしますのでお楽しみに!
仙谷1号墓全景(調査前)
墳丘の貼石