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11月3日に、日野軍秋の陣のイベント、奥日野ガイド倶楽部主催の「奥日野五山船通山登山」に参加しました。
早朝の米子市は雨模様だったので、船通山も雨かもしれないと思いつつ現地に向かいましたが、だんだんと青空が広がってきて暖かくなり、暖かくなり期待に胸を膨らませて登り始めました。登山口のカエデは見事なほどに真っ赤に染まっていました。
東屋まで続くこの坂が、登山道の中で一番苦しいという声が聞こえてきました。
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苦しい坂を上っていくと東屋があり、荷物を置いて準備体操をしてから登り始めました。
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健脚コースを登っていくと、段々と紅葉が美しくなっているのが確認できます。赤や黄色に染まっている様子を見ていると、登りの苦しさが消えていくようです。
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やっと頂上に到着しました。コーヒーを片手に、記念の乾杯ポーズをとっているところです。総勢9名、全員無事に登りました。
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山頂からは360度の絶景が見渡せて、遠くは三瓶山、島根半島、日本海がはっきりと見えていました。残念ながら大山は雲に隠れて見えませんでしたが、「あれが吾妻山、麒麟山、道後山、猫山だ、こんなに綺麗に見えることは珍しいですよ。」と一緒に登った方から教えてもらいました。周囲の山々も錦に染まりつつあるのが見えました。山頂では風もなく暖かく、たまに風が吹くのが心地よかったです。
さあ、これから下山です。
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下山は一般コースをゆっくりと歩きます。少し落ち葉のたまっている場所で、カサカサと音を立てながら落ち葉の感触を楽しんでいるうちに元の東屋まで下りていました。一般コースも、木々の葉が見事に染まっていました。
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登山道ではもう花や果実もあまり見ることができませんが、フユノハナワラビが私たちを迎えてくれていました。
鮮やかな青い果実が点々とみられます。これはサワフタギ(沢蓋木)といいます。沢をふさいでしまうほど枝を張り、沢に蓋をするというのが和名の由来のようです。
まだまだ美しい紅葉を見ることができます。是非とも秋の船通山に登ってみられませんか。
日野振興センター 2021/11/04