農大日記

2022年7月13日

【果樹コース】県内梨団地2か所を視察しました

 7月7日、果樹コースの学生11名、スキルアップ研修生3名、職員3名の計17名が、現地の果樹園を視察しました。当日は、快晴に恵まれ、視察日和の天候でした♪

 

 1件目の視察先は、鳥取市青谷町にある五本松梨団地でした。

・(この団地内の)就農予定地で研修をし、関係機関が就農までしっかりサポートしてくださる

・進物農家が多く、販売が自由にできる

・標高300mに位置し、昼夜温の寒暖差が大きいことを活かし、糖度の高い美味しい梨ができる

…といった、五本松梨団地のたくさんの魅力を教えていただきました。地元農家の方から、「今すぐが難しければ、10年後でもぜひ、五本松に来てほしい(入植してほしい)!」というお言葉もいただき、後継者募集に非常に力を入れておられることが伝わってきました。就職先に悩む学生も多いので、このような選択肢もあるということを知り、進路選択の参考になりました。

五本松1 五本松2

 

 2件目の視察先は、湯梨浜町にある山田谷スーパー梨団地でした。団地全体80aすべてがジョイント栽培に取り組んでいて、「こんなに大面積でジョイント栽培をしている事例をみるのは初めて!」と驚いている学生が多かったです。

 今回は、団地の入植者の1人であるKさんにいろいろとお話をいただきました。「若木が常に経営の3割を占めるようにして、順次更新ができるようにしている」「3本主枝等の仕立ては面白いが、経営面を考えると、積極的にジョイント栽培を導入する必要がある」など、ナシ経営の考え方について、たくさんお話をいただき、学生たちは非常に刺激を受けている様子でした。

山田谷

 普段、学校では聞けないような、実際の農家の声を聞く貴重な機会となりました。今回の視察で学んだことを、今後の学校生活、さらには将来に活かしていくことができればと思います。

in 01【果樹】学生の活動記録

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