農大日記

2024年6月18日

【果樹コース】ブドウの摘粒&今シーズン初!ウメの収穫

○ブドウ摘粒

5月上旬から下旬にかけて順次開花(下写真は最も早く開花したデラウェア)したブドウも、あっという間に店頭で見かけるような外観に近づいてきました。

デラウェア開花 デラウェア房

 

さて、6月に入ってから摘粒を開始しています。摘粒とは余分な粒を間引き、残した粒の肥大を促す作業です。また、粒の間隔が狭いと大きくなった時に粒同士がぶつかり裂果の原因になります。摘粒はハサミが入るうちに行います。

写真は6月3日のデラウェアを摘粒している様子です。ぎっしり詰まった房は1列線を入れるようにして間引いていき、ゆる房(適度に隙間がある房)に仕上げていきます。デラウェアは粒が多いので大変ですね。

ブドウ摘粒 ブドウ摘粒 ブドウ摘粒 ブドウ摘粒 ブドウ摘粒 ブドウ摘粒

間引く程度は千差万別。自分たちが摘粒した房がどのように仕上がるか、楽しみですね♪

 

○ウメ収穫

今シーズン初収穫です!近隣道の駅の他、来週の「中部発!食のパラダイスフェスタ」で販売します。見かけた際にはぜひ、手にとっていただけたら嬉しいです!

ウメ収穫 ウメ調整

 

○サクランボが・・・

農大にはサクランボもあり、例年だと6月には収穫できるのですが、5月下旬頃様子を見ると、ほとんどの果実がしぼみ黄色く変色。そのため、今年は残念ながら収穫ならず・・・。カメムシ??それとも・・・。

原因は特定できませんでしたが、とある日、カメムシの存在を確認。来年は収穫できますように。

サクランボにつくカメムシ

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