防災・危機管理情報

甦る弥生の国邑 妻木晩田遺跡

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◆◆お知らせ◆◆

◆◆史跡公園◆◆

作成日:2025年10月20日
茅葺技術者講習会を実施しました!

 あまり知られていないのですが(笑)、むきばんだ史跡公園では、全国で二番目に多い19棟の復元建物(竪穴住居・高床倉庫)をご覧いただけます。
 これらの建物は、風雨にさらされたり経年劣化によって、どうしても屋根や骨組が痛むため、我々は日々維持管理を行っています。今回、屋根茅のダメージが特に激しかった竪穴住居を対象として、茅葺建物の修繕技術を学ぶ講習会を実施しました。
 講師は、京都府南丹市からお招きした茅葺職人、中野 誠先生です。今回の講習会のために、県内外から茅葺に携わる職人たち15名が集まりました。
 現地作業に先立ち、参加者全員で建物の状態を確認し、修繕方法を検討しました。屋根の一部が崩れ、建物内部が露出している箇所もあるほど痛んでいたため、協議の結果、茅葺を総取換するプランとなりました。
 まずは、何層にも葺かれた屋根茅を取り外し、骨組みを露出させます。その後、少人数でも安全かつ効果的な葺き方を、中野先生にデモンストレーションしていただきました(写真1)。

写真1

写真1 中野先生を中心に葺き方を教わります

 

 具体的には、細い丸太で即席の足場を下から組み、紐で茅束を括りながら棟に向かって葺いていきます。その際、隣り合う茅束の高さを整えるため、叩き締めながら並べていくことが大切と教わりました(写真2)。

写真2

写真2 一束ずつ丁寧に葺いていきます

 作業途中で雨風が強くなったため、急遽スケジュールを変更しながらの現地作業となりましたが、参加者皆で協力し、二日間黙々と作業を進めたことで、約2/3の屋根を葺き変えることができました(写真3)。

写真3

写真3 茅葺屋根葺替前後のコントラスト(が見られるのは今だけです!)

 

 加えて、葺替作業に必須な紐の結び方も伝授していただき、今後の復元建物修理を効率的に進めるうえで、大変勉強になる講習会となりました。
 弥生時代の建築へと繋がる「茅葺」という伝統技術を正しく継承していくため、また万全な状態の復元建物を皆さんにご覧いただく(全ての建物の中入れます!)ためにも、引き続きこのような講習会を通じて、むきばんだ史跡公園の整備・維持管理に努めていきます!

 

とっとり弥生の王国シンポジウム2026「弥生時代のリーダー像」の参加者募集!

とっとり弥生の王国シンポジウム2026 「弥生時代のリーダー像」

 
 妻木晩田遺跡にもたらされた豊富な鉄製品や青谷上寺地遺跡の優れた工芸品などの貴重な出土品の陰には、交流や日々の営みを指導・先導した「リ」たちの存在がうかがえます。
 弥生時代のリとは、どんな役割を果たし、どのような存在だったのでしょうか?
 さあ、時空を超えて弥生時代のリに会いに行ってみよう!

 

チラシ

 

チラシpdfデ―タはこちら→弥生の王国シンポジウム2026チラシ (pdf:1755KB)

 

〇日時

 令和8年9月20日(日)午後0時30分から午後5時まで

 

〇会場

 ヴィレステひえづ ヴィレステホール(鳥取県西伯郡日吉津村日吉津930)

 

〇定員

 130名(要申込・先着順)

 

〇プログラム

12時    開場
12時30分 オプニング・セレモニ
12時45分 基調講演(1)「弥生時代における二つのリーダー像 水田と交易の時代
       寺前 直人氏(駒澤大学文学部歴史学科 教授)
13時25分 基調講演(2)「リーダー出現の舞台装置 民族誌にみる首長層生成のメカニズム
       大西 秀之氏(同志社女子大学現代社会学部社会システム学科 教授)
14時05分 休憩
14時20分 事例報告(1)「吉野ヶ里遺跡のリーダー像 ムラからクニへ
       渕ノ上 隆介氏(佐賀県文化・観光局文化財課文化財保護・活用室 係長)
       事例報告(2)「丹後弥生首長墓にみるリーダー像 
                  対外交流と技術革新が支えた権威形成
       高野 陽子氏(公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター 調査課長)
       事例報告(3)「絡まりあうモノとリーダー 
                  ―とっとり弥生の王国の多彩なリーダー像に迫る
       水村 直人(鳥取県地域社会振興部 むきばんだ史跡公園 係長)
15時20分 休憩
15時30分 パネルディスカッション
        テマ:弥生時代における地域社会のリーダー像
17時00分 エンディング

 

〇参加申込

【申込方法】
 以下のリンクから「とっとり電子申請サービス」を利用してお申し込みください。
 

シンポジウム会場参加申込はこちら→会場申込み

 

★シンポジウムライブ配信申込はこちら→ライブ配信申込み

※インターネットが利用できない方はハガキでも受け付けます。ハガキに(1)郵便番号、(2)住所、(3)氏名、(4)電話番号(緊急連絡用)、(5)「シンポジウム会場参加希望」を明記し、下記の申込み・問合せ先の住所へお送りください。
【申込期間】
 令和8年7月25日(土)午前9時から9月14日(月)午後5時まで
※お電話でのお申込みいただけません。
※定員になった時点で申込みを締め切ります。
※ハガキによる申し込みは9月14日(月)必着といたします。

 

〇申込み・問合せ先

 鳥取県立むきばんだ史跡公園
 〒689-3324 鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4
 電話:0859-37-4000
 電子メール:mukibanda@pref.tottori.lg.jp

とっとり県民カレッジ青谷上寺地遺跡HPリンク鳥取県教育文化財団調査室鳥取藩主池田家墓所

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