防災・危機管理情報

甦る弥生の国邑 妻木晩田遺跡

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◆◆お知らせ◆◆

作成日:2026年06月01日
【新人文化財主事Yのお仕事奮闘記 Vol.1】古代の道具で草刈り&田起こし作業実験をしました!

みなさんこんにちは!この春、むきばんだ史跡公園に配属となった新人文化財主事のYです!

今回はじめてホームページの文章を書くことになりました。

 

記念すべき第一回は、5月下旬、青谷かみじち史跡公園の実験水田にて実施した、復元木製農耕具による「草刈り」と「田起こし」の作業実験についてレポートします!

今回、草刈りには木製刈払具(かりはらいぐ)を、田起こしには木製鋤(すき)を用いました。

 

木製刈払具(上)と木製鋤(下)↓

木製刈払具と木製鋤

これらの道具は、遺跡からの出土品をもとに復元したものです。復元に際しては、鋤は青谷上寺地遺跡出土品を、刈払具は滋賀県柳遺跡出土品などを参考に復元しました。

刈払具は身部(幅が広くなっているところ)の中央が薄くなっており、この側縁が草を刈る刃としての機能を果たします。

 

木製刈払具による草刈りの様子↓

木製刈払具による草刈り

まずは水田に繁った雑草を刈ることから始めます。

刈払具を大きく振り上げて反動をつけ、刃部を草の根本に振り下ろし、うまく当てることができると、木製の道具でも草を刈ることができました。野球とゴルフのスイングを合わせたようなフォームで、横に振り払うイメージです。

 

木製鋤による田起こしの様子↓

木製鋤による田起こし

次に、固く締まった田面をほぐし、土を反転させる田起こしの作業です。草の根が張っていると、なかなか鋤が土に入っていきません。無理なく掘り起こせる部分を探し、そこから少しずつ範囲を広げていきます。現代の金属製シャベルでの作業にくらべると、木製鋤での作業は力も時間も必要です。

 

草刈りは約70平方メートルを3人で20分ほど、田起こしは約18平方メートルを4人で40分ほどで行うことができました。

手作業での草刈り・田起こしは重労働で、狭い範囲でも汗だくの作業となりました。翌日、Yは腕が筋肉痛になりました…。

 

今回田起こしした田んぼでは、今後古代米品種の田植えを行い、水稲栽培を行う予定です。果たして秋には無事収穫ができるのでしょうか!?

今後もこのホームページでレポートしていきますので、経過をお楽しみに!

 

◆◆史跡公園◆◆

とっとり弥生の王国シンポジウム2026「弥生時代のリーダー像」の参加者募集!

とっとり弥生の王国シンポジウム2026 「弥生時代のリーダー像」

 
 妻木晩田遺跡にもたらされた豊富な鉄製品や青谷上寺地遺跡の優れた工芸品などの貴重な出土品の陰には、交流や日々の営みを指導・先導した「リ」たちの存在がうかがえます。
 弥生時代のリとは、どんな役割を果たし、どのような存在だったのでしょうか?
 さあ、時空を超えて弥生時代のリに会いに行ってみよう!

 

チラシ

 

チラシpdfデ―タはこちら→弥生の王国シンポジウム2026チラシ (pdf:1755KB)

 

〇日時

 令和8年9月20日(日)午後0時30分から午後5時まで

 

〇会場

 ヴィレステひえづ ヴィレステホール(鳥取県西伯郡日吉津村日吉津930)

 

〇定員

 130名(要申込・先着順)

 

〇プログラム

12時    開場
12時30分 オプニング・セレモニ
12時45分 基調講演(1)「弥生時代における二つのリーダー像 水田と交易の時代
       寺前 直人氏(駒澤大学文学部歴史学科 教授)
13時25分 基調講演(2)「リーダー出現の舞台装置 民族誌にみる首長層生成のメカニズム
       大西 秀之氏(同志社女子大学現代社会学部社会システム学科 教授)
14時05分 休憩
14時20分 事例報告(1)「吉野ヶ里遺跡のリーダー像 ムラからクニへ
       渕ノ上 隆介氏(佐賀県文化・観光局文化財課文化財保護・活用室 係長)
       事例報告(2)「丹後弥生首長墓にみるリーダー像 
                  対外交流と技術革新が支えた権威形成
       高野 陽子氏(公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター 調査課長)
       事例報告(3)「絡まりあうモノとリーダー 
                  ―とっとり弥生の王国の多彩なリーダー像に迫る
       水村 直人(鳥取県地域社会振興部 むきばんだ史跡公園 係長)
15時20分 休憩
15時30分 パネルディスカッション
        テマ:弥生時代における地域社会のリーダー像
17時00分 エンディング

 

〇参加申込

【申込方法】
 以下のリンクから「とっとり電子申請サービス」を利用してお申し込みください。
 

シンポジウム会場参加申込はこちら→会場申込み

 

★シンポジウムライブ配信申込はこちら→ライブ配信申込み

※インターネットが利用できない方はハガキでも受け付けます。ハガキに(1)郵便番号、(2)住所、(3)氏名、(4)電話番号(緊急連絡用)、(5)「シンポジウム会場参加希望」を明記し、下記の申込み・問合せ先の住所へお送りください。
【申込期間】
 令和8年7月25日(土)午前9時から9月14日(月)午後5時まで
※お電話でのお申込みいただけません。
※定員になった時点で申込みを締め切ります。
※ハガキによる申し込みは9月14日(月)必着といたします。

 

〇申込み・問合せ先

 鳥取県立むきばんだ史跡公園
 〒689-3324 鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4
 電話:0859-37-4000
 電子メール:mukibanda@pref.tottori.lg.jp

とっとり県民カレッジ青谷上寺地遺跡HPリンク鳥取県教育文化財団調査室鳥取藩主池田家墓所

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