連日夏日が続いていましたが、本日は久しぶりの雨でした。鳥取県は降水量が多い土地柄なので驚くことはないのですが・・・ちなみに年間降水量は2000ミリを超えて全国5位です。(H17年調査)
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そんな中、砂丘内を歩いていると目にも鮮やかな植物が見えました。近づいてみるとコウボウムギでした。4月5日にコウボウムギが頭を出したという記事を載せましたが、それから1週間あまりで大きく成長していました。久しぶりの雨で心なし元気そうに見えました。
昔の人は達筆を「水茎の跡うるわしく」と褒めたそうですが、この水茎とはコウボウムギの根に残る古い繊維で作った筆のことで実際に筆として使われたこともあるそうです。砂丘植物は16種類ありますので随時紹介していきたいと思います。砂丘植物に注目して歩いてみるのも楽しいかもしれません。(松尾レンジャー)
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コウボウムギの大群落
砂丘事務所 2009/04/14