鳥取砂丘には3つの砂丘列があります。これまでに第二と第三砂丘列の紹介をしました。
今回は第一砂丘列の紹介をします。
砂丘列の中で一番西側に位置するのが、第一砂丘列です。
第二砂丘列(馬の背)ほどではありませんが、小高い起伏があります。
市営駐車場から歩くと片道40~50分の距離にあるためか、ここまで歩く人は少ないです。
砂丘植物がたくさん生息していますし、お勧めスポットの一つです。
第一砂丘列
そこから西側に鳥取港があります。馬の背頂上から望むこともでき、観光客の方から「あれは何ですか?」と質問を受けます。
第一砂丘列から見た鳥取港
鳥取港は千代川(一級河川)とつながっていて、その上流にある中国山地から長い年月の間に風化して浸食された花崗岩(かこうがん)が砂となって流れ込んでいます。その砂は、冬の季節風など強風と波の力で内陸部に打ちあがり鳥取砂丘へ砂が供給され形成されています。海岸砂丘である鳥取砂丘は千代川の両端にできていて、一般的に鳥取砂丘といわれているのは千代川の東側を指します。
鳥取港の紹介鳥取港の様子(ここから多くの漁船が出港します)
鳥取港の様子
かにっこ館(鳥取港にある入場無料の施設)
港だけあって新鮮な魚介類を販売する店が多数あり、また飲食することもできるのが魅力の一つです。
海水浴場もあり夏には多くの人で賑わいます。(松尾レンジャー)
砂丘事務所 2009/07/01