発掘関連お知らせ

作成日:2010年01月28日
妻木晩田遺跡発掘調査委員会を開催しました。

委員会の様子
発掘調査委員会の様子

 1月27日(水)に、第18回発掘調査委員会(委員長、渡邊貞幸島根大学名誉教授)を開催しました。
 委員会には渡邊委員長のほか、和田晴吾委員(立命館大学教授)、深澤芳樹委員(奈良文化財研究所都城発掘調査部副部長)に出席していただき、8名の方が傍聴される中、松尾頭地区を中心にこれまでの発掘調査成果を検討しました。

 今年度までの調査成果を検討した結果、松尾頭地区は、弥生時代後期後葉(2世紀後半)に大型竪穴住居跡がまとまって分布したり、大型掘立柱建物跡が見つかったりしますが、弥生時代終末期(3世紀)になると、1区で竪穴住居跡がつくられなくなり、墳丘墓がつくられるようになること、3区北側の7区、8区において床面積が50平方メートルを越える大型の竪穴住居後がつくられるようになることから、この時期に集落構造が変化した可能性があることが分かりました。  

委員会の様子 委員からの意見
竪穴住居の模型 多くの取材がありました。

第18回妻木晩田遺跡発掘調査委員会内容

議事1 松尾頭地区の調査成果について

議事2 妻木晩田遺跡の大型竪穴住居と集落構造

議事3 竪穴住居の埋没過程からみた松尾頭地区の土地利用について

議事4 平成22年度の発掘調査計画について

 

【休園日】

  • 7月の休園日
    7月22日(月)
  • その次の休園日
    8月26日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

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