仙谷地区東側丘陵での発掘調査現地指導
7月7日に、平成22年度の発掘調査方針や調査方法について、発掘調査委員会(委員長 渡邊貞幸 島根大学名誉教授)の先生方に現地で指導、助言をいただきました。
当日は渡邊委員長のほか、酒井龍一委員(奈良大学教授)に出席いただきました。
現在、仙谷地区の墓域の広がりを確認するため、墳丘墓(仙谷2・3・5号墓)から北側にのびる細尾根上で確認した段状の地形や墳丘状の高まりについて調査を行っています。
調査の結果、段状の地形は、溝や土坑が認められ、墓の可能性がでてきました。現地指導では、これらの段状の地形や墳丘墓の高まりが弥生時代の墳丘墓かどうかを確認するための調査方法について助言をいただきました。
今後、これらの助言に基づき調査を行い、8月下旬に発掘調査委員会を開催し、調査の成果について検討していく予定です。