狩猟で鉛散弾銃を使用してはいけない区域が江府町にあり、23日はパトロール
に行ってきました。そこで出会ったのが、フクラスズメとマダラエグリバです。
フクラスズメの外見は、いかにも毒がありそうで刺さると痛そうなトゲが身体につ
いています。食べるのを遠慮したくなる外見は、外敵から身を守るための手段の
一つです。私が近づくと、シソの枝をユサユサと揺らして威嚇(いかく)してきまし
た。大きい幼虫なので、見ていて迫力がありました。ちょっと、怖かったです。
一方…。「これって、鳥のフン?ちょっと、触ってみよう。え~!!」と本気で驚い
たのは、マダラエグリバの幼虫です。鳥のフンに本当にそっくりなのです。フンな
ら、外敵の鳥も食べたくないですよね。
それぞれ身の守り方は違いますが、一生懸命生きている姿を見せてもらいました。
フクラスズメ【鱗翅目ヤガ科】
マダラエグリバ【鱗翅目ヤガ科】
日野振興センター 2010/08/23