本日、当事務所が主催する鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー 第7弾「厳寒の砂丘砂嵐ツアー」を開催しました。
どのようなツアーかと言いますと・・・。
鳥取砂丘の冬の特徴といえば、日本海からの強風と雪。
強風で吹き飛ばされた砂が全身に叩きつけてくる。雪が降り積もった日には一面の銀世界。
そんな他の季節とはちがった冬の砂丘の醍醐味を体験してもらおう!というツアーです。
今回のガイドは谷村レンジャー。
今日は風もほとんどなく、ここ数日間では気温も高めで「厳寒」とまではいきませんでしたが、吹き溜まりではこのような光景も↓
(追後スリバチの斜面にて)
膝上まですっぽりはまっています。50cmほど積雪があり長靴まで埋まってしまうような場所や、まだ誰も足跡をつけていない真っ白な場所などを歩きました。
谷村レンジャーが砂を掘ってみると・・・あれ、雪が出てきた!
こちらは砂の上に雪が積もり、そしてさらに雪の上に飛んできた砂が積もった状態。
1月5日のレンジャー日記でも紹介しています。
勇気ある少年が斜面に向かって大ジャンプ!
はまりました。
オアシスでは水温を計りました。この時の気温は6℃でしたが、果たして気温より高いか低いか・・・?
結果は水温10℃と、気温よりも4℃も高い結果となりました。
オアシスの水は砂丘に降った雨や雪が地下水となり湧き出ているもの。砂で水があたためられて、気温より高くなっているのではないかということでした。
今日は風もなく比較的穏やかでしたが、冬の砂丘はこんなものじゃありません!砂丘をつくった冬の季節風の威力を体感するなら今がチャンスです!
2月11日(金・祝日)に厳寒ツアーの二回目を開催します。たくさんのご参加お待ちしております☆
【おまけ】
ツアー中に追後スリバチ付近で、昭和30年の50円玉を発見しました!
砂丘事務所
砂丘事務所 2011/01/23