ビロードテンツキが夏の暑さを乗り越えて穂を出し始めました。
この植物は、ビロード状の細かな毛で覆われ水分の蒸散を防ぎ、飛砂からも守られています。
ビロード状の微毛が密生していることより「ビロード」の名が付けられています。
ビロードテンツキは、名前の通り天に向って伸びてゆくのかと思いきや、色々な方向に斜めに伸びていました。
ヒマワリの様に一定方向には伸びていません。 そこで穂がどの様な方向に伸びるのか調査してみましたが、南西方向に伸びているものが 約50%あり、続いて北西方向は約30%ありました。(100本のデータ)
南西方向に向くのは太陽の影響かな? 誰か教えて下さい。
穂の部分を接写すると
また開花?したものの写真は
更に、顕微鏡で覗いてみました
砂丘内には良く似た植物で「ハタガヤ」がありますが、この植物は雑草で除草対象となっています。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/08/26