鳥取砂丘のオアシス周辺には地下水の水位を調査するために、鳥取大学がセンサーを数箇所に埋めておられます。
本日、そのデータ回収のため学生さんがセンサーの掘り起こしを行っておられました。
オアシスの池が干上がった部分の掘り起こし中に、通りかかったので様子を見ていると面白いものを発見しました。
砂の地層断面が下の写真の状態で観察されました。
学生さんとお話をしましたが、黒い部分はオアシスに流れ込む水が小さなシルトと共に流れ込み堆積したのではないか。
その後、飛砂による砂の移動で砂のみの層が出来上がったのではないか、との推測です。
急いで埋め戻しを行ったために、寸法を測定できませんでしたが、黒い部分は2cm程度の厚みがありました。
砂丘の地下には色々な秘密が隠されており解明すれば過去の砂丘が見えて来ます。
別件ですが、明日は鳥取砂丘ウォークが開催されます、当日受付もある様ですので、奮って参加して下さい。
また、明後日には鳥取砂丘らっきょうの花フェア 及び 鳥取砂丘らっきょう花マラソンが開催されます、市営駐車場には特設の町(?)が出来つつあります。
下の写真は準備中のらっきょう花マラソンの会場です。
皆様、ぜひ鳥取砂丘にお越し下さい、楽しいイベントがいっぱいです。
イベントの詳細は、昨日のレンジャー日記にリンクされたURLが埋め込まれていますのでご覧下さい。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/11/04