今日の鳥取砂丘は、北からの強風が吹き荒れる、冬の到来を感じさせる一日でした。
西や海上からは雪を降らせそうな雲が次々と向かってきます。
雨に混じって、時折霰も降り、少しだけ白く見えるときもありました。
いよいよ冬って感じでした。
点々と白いものが霰です。ちょっと判りづらいかもしれませんが。
強い風も吹いており、20mを超す強風が吹くときもありました。
観光客の方も、馬の背頂上まで登り、足早に引き返す方がほとんどでした。
ですが、こういう風の強い日にしか体験できないもの、当然ありますよね。
砂嵐です。
砂が飛び、体にびしばしと当たる。自然の厳しさがよくわかります。
風紋は、だいたい5m~10mの風が吹くとできますが、
10mを超す風が吹くと、風紋も飛ばされ、砂柱を見ることができます。
今日は、風が強かったのですが、砂柱は少ししかできていませんでした。
これからの季節は、こういう景色が当たり前になります。
この時期にしか味わえない鳥取砂丘を是非体感してみて下さい。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2011/11/24