暑すぎず、寒すぎず…。今の季節が一番外での作業が快適にできるかもしれませんね。
さて今回は、自然保護ボランティアさん大活躍!鏡ヶ成の湿原保全作業の様子を紹介します!!
5月10日(木)、大山隠岐国立公園内にある鏡ヶ成(江府町)にて行政関係機関やボランティアなど総勢20名で湿原の保全作業を行いました。
日光をさえぎり土壌の乾燥を促す植物を取り除いてやると、湿原性の
植物たちが顔を覗かせるようになります。
鏡ヶ成は もともと湿原だったところを戦時中軍馬を養成するために人が手を加えてきた歴史があり、今では一箇所に草原と湿原を見ることができる珍しい場所となっています。
しかし、近年ツゲやササといった植物が湿原部分に広がりを見せるようになり、草原化が進んでいることが心配されていました。
今回は、それをみんなの手で少しでも食い止め、30年前の湿原に戻そう!という思いで、ササの刈り取り等の作業を行いました。
いろんな自然の形態があるから、いろんな生き物が住むことができる…。それが生物多様性に繋がっていくことなんですよね。
活動ははじまったばかりです。今後どのように広がりを見せるか楽しみですね。
日野振興センター 2012/05/14