今日5月21日は、全国でも注目を集めた「金環日食」でした。
鳥取では残念ながら金環にはなりませんでしたが、太陽のおよそ9割が欠けた部分日食を見ることができました。
この鳥取砂丘でも早朝から多くの人が集まり、日食の観察会を行いました。
最終的には、およそ100人の方が参加されました。
6時18分頃に太陽が欠け始め、参加された方は、太陽メガネを使って見たり、天体望遠鏡に映る太陽を見たりして、思い思いに日食を楽しまれました。
日食が進むにしたがい、辺りも少し暗くなり、肌寒くなったようでした。
太陽が欠けるってすごいですね。
7時30分頃には最大に欠け、こんな三日月状になりました。
これは、専用のフィルターを通して撮影した日食です。
他にも、段ボールに穴を開けたピンホールで投影した太陽も観察しました。(ちょっと見えずらいかもしれませんが、穴を通った光が三日月状になっています)
連続写真風に撮影した太陽を重ねてみました。実際にこんな風に欠けていきました。
心配された天気も全く問題なく、自然の中という抜群のロケーションでの観測会となりました。
6月6日にも「金星の太陽面通過」という天体ショーがあります。
会場は鳥取大学ですが、こちらの天体ショーも是非ご覧下さい。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/05/21