近くのスーパーに行くと、秋の味覚の 梨・ブドウ・柿・栗 等が並んでいますが、鳥取砂丘でも砂丘植物の実(種)が実っていますので、紹介します。
1)コウボウムギ
春に穂が出て花を咲かせていましたが、秋になって種子が実り、そして穂の周囲には沢山の種子がが落ちています。 種子は厳しい冬を越して、春を待って発芽の準備をしているものと思われます。
下の写真は、コウボウムギの穂と下に落ちた種子 と 種子を拡大したものです。
2)コウボウシバ
コウボウムギ同様に春に花を咲かせて、今の時期には種子を落として、穂は無くなっています。
下の写真はコウボウシバの株の周囲に落ちた種子 と 種子の拡大写真です。
3)ハマゴウ
8~9月に紫の花を咲かせていましたが、今は実が実っています。
周囲にはハマゴウの香りが漂い、ハーブ畑に来た様です。
実ったハマゴウと種子の拡大写真を掲載します。
※ 写真撮影に使用した種子は砂丘に帰しておきました。
次回をお楽しみに。
<今日の一押し写真>
馬の背の先の海上に積乱雲が発生していました。 夏の時期には、積乱雲は山側に発生して海上には発生しません。
この時期に海上に積乱雲が発生するのは非常に珍しい事象で、海水温が高い為と考えられます。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/10/11