2013年9月6日

2013年9月6日沖底・ベニ篭(境港)

  本日、境港で沖底とベニの市場調査を実施しました。

 浜田沖周辺で操業していた沖底漁船3隻は、主にニギス、ソウハチを主体に水揚げしていました。

 水揚げ風景

 市場場内

 ニギス(沖キス)

 エテ(ソウハチ)

 とろはた(特大)

 解禁直後に多く水揚げされていたハタハタは、今回は少ししか上げられていませんでした。
 今年水揚げされているハタハタは、特大のとろはたサイズ(体長20cm前後)が多く混じって、例年にないくらい生殖腺が発達(生殖腺指数14程度、例年8月で8程度、2010年の10月並の成熟状況)していました。
  平均値=14 

 
 また、卵を持っていると、脂ののりが良くないかもしれないとのことで、近遠赤外線による脂質含量検査を実施しました。その結果、平均脂質含量は10.5パーセント(6.5~14パーセント)で、通常の「とろはた」の脂質含量と遜色のない脂ののりであることが判明しました。
 

 また、5号岸壁では、ベニズワイの初水揚げがあり、初水揚げの式典の後、初セリがありました。今回は、解禁直後とあって、隠岐西方漁場で操業していた1隻が約400箱(内訳大銘柄2パーセント、中銘柄8パーセント、小銘柄90パーセント)水揚げしていました。初水揚げなので、高値で取引されたと思われます。

 手前から大、中、礁の順

 初セリ式会長の挨拶

 初セリで、報道も詰めかけて

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