11月24日(日)、全国有数の鉄器の出土数を誇るむきばんだ遺跡で、むきばんだ弥生講座4「鉄器づくり」を行いました。 今回は、妻木晩田遺跡からも出土している弥生の鉄器「ヤリガンナ」づくりに挑戦です。 「ヤリガンナ」は、弥生人たちが、木材の表面を削るために使用した道具で、ヤリ先のような形をしています。 まず、弥生時代にも使われていたであろうけものの皮で作ったふいご(送風機)を使って火力を増し、真っ赤になるまで鉄を加熱。
次にハンマーでたたいて形を整え、砥石で1時間以上研いで刃を作り、最後に自然木の柄に麻ひもで刃を固定して「ヤリガンナ」の完成です。
実際に木を削ると、見事な「かんなくず」ができて、「やった~!」「うれしいね!」という歓声があがっていました。 材料の鉄板、自然木、麻ひもです。 ふいごで火の中に空気を送って炉の温度を上げます。 鉄が真っ赤になるまで加熱します。 鉄が熱いうちにハンマーでたたきます。 砥石で時間をかけて研ぎます 親子でヤリガンナの完成です! 友達と共にがんばりました!
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