冬の鳥取砂丘をもっと知ってもらおうと、「冬の砂丘 ドキ!ワク!ツアー」を開催しました。
時折10メートルを越す風の吹く絶好?の状況のはずが、南風のおかげであまり寒くないツアーになりました。(冬の寒い砂丘を体験してもらうにはちょっと残念)
砂丘の中は、あちこちで風紋ができ、足跡もすぐに消えて、とても綺麗な景色が広がっていました。
この風紋の波長を計ってみると8センチ。風が強いと波長も長くなります。
追後スリバチの手前に数年前から窪みができています。
風に煽られて,砂が滑り落ちる様子が見られました。砂簾のできる瞬間です。とってもラッキー!
追後スリバチの湿っているところは傾斜がきつくなっています。参加者に計測してもらうと、なんと45度。
登るのが大変でした・・・。
火山灰露出地では、土器のかけらを発見!
古代の人の生活を垣間見た気がしました。
このツアーのもう一つのイベントは”オアシスの水深を測ってみよう”。
一昨年はなんと130センチ以上の深さ。去年は95センチ。
さて今年は何センチでしょうか?
参加者の方に予想してもらいましたが、ピッタリ当てた人が。すごい。
恐る恐るオアシスに入っていき、一番深いところを探して、そして計測。
今年は・・・95センチでした。
これから雪が積もってくると、もっと深くなります。
あまり寒くなかったのですが、強い風の吹く冬の砂丘を楽しんでいただきました。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2014/01/25